代替不可能。 |
2003年01月15日(水) |
今日はバインの田中さんの誕生日でしたね。 29歳おめでとうございます。 バイン最後の20代も、あと一年ですか。 わあ。
誕生日だったからってわけじゃないけど 今日は久しぶりにバインを聴いた。 本当に久しぶりだった。 少なくとも年明けてからは聴いてなかったので 軽く2週間以上は。 こんなに聴かなかったこと、あんまりない。
あんなに繰り返し聴いていた『another sky』を 新たな感覚で聴くことができた。 田中さんの声が不思議に響いてきた。
電車の中で「アナザーワールド」を聴いてたら もう、たまらなくなってきて。 ちょっと泣けた。 ここ最近の動揺とか不安とか落胆とか喪失感とか 全部が全部襲ってきて。 どうしようもなかった。
ここから少し個人的な話になりますが。
実習の授業での課題がまだ終わっていなくて。 あと少しなんだけど。 私が悩んでいたら先生が 「役割りはちゃんとメンバーで割り振って あなた一人で全部かぶろうとしたらダメだ」 と言った。 確かにそうだろう。 けど、私はそのメンバーがやる気がないのを知っている。 彼に任せるために、彼と話をし、私の意向を伝え 意思疎通を図ることを「わずらわしい」と思った。 どうせやってくれない。 やってくれないことを、 いちいち説得したりするのに労力を使うのであれば 初めから自分でやってしまう方がラクだと。 私達はチームだから、本当はそれじゃダメなんだ。 先生の言うとおり。 私はリーダーとしてメンバーを信頼し、仕事を任せ、 そのためには意思疎通を怠ってはいけなかった。 結局、自分でかぶろうとしたせいで 今こうして切羽詰ってるわけだし。 自業自得。
そんなことで、私は自分がイヤでたまらなくて。 なのにそれをリーダーやら平床さんの脱退に絡ませたり そうして人のせいにしようとしてきていた。 確かに、それらは私にショックを与えたし それ自体は間違ってはいないけど。 私がずっとずっと前を向けないでいるのは 他でもない自分のせいだと。 本当は、いつもわかっていたのに言わずにいた。 言葉にはしないできた。
バインの音楽は、今日も私の心を深く貫いた。
バインイコール私のすべてではないし 音楽イコール私のすべてでも、もちろんないけど。 私は、バインにも他のお気に入りミュージシャンにも 居てもらわなくては困る。 例えどんなに彼らが形を変えても。 彼らがやり続けるのであれば、それを見ていく。
誰になんと言われようと 彼らが与えてくれるものの代わりなんてないから。 音楽が与えてくれるものは 例え大好きなテレビだろうと小説だろうと、 代わりにはならないんだ。
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