スペースシャワー列伝 第十九巻。

2002年10月11日(金)
一夜(ひとよ)の宴。
今回は特別企画ということで、
アコースティックな一夜。

出演者は
はじめにきよし
田中拡邦(MAMALAID RAG)
ハナレグミ(永積タカシ)
アメリカガエリ(クラムボン)
cheri
の4組。

開演までは壁に寄りかかってボーっとしてた。
そして開演は19時。
一番手はcheri。
髪振り乱しアコギかき鳴らし。
MCで言ってたけどパンダがかなり好きなんだそうで。
「大学の卒論でパンダをテーマにするほど」好きだと。
上のリンク先のHPもパンダだらけっす。
歌は…聴いててちょっとヤイコを彷彿とさせたかなぁ。
よくわからんけども。

二番手は、はじめにきよし。
こんな人たちがいたとは全然知らなかった。
ギターとノコギリのはじめさんと、ピアニカのきよしさん。
歌は唄わなくて。
聴いてて「映画のサントラ聴いてるみたいだー」と
思っていたら、実際映画の仕事もされてるとか。
ほんわかした曲あり、ダイナミックな曲あり。
あんなに情緒的にピアニカを弾く人は見たことない!
それにノコギリ!
ポヨ〜ンと叩くのではなくて、弓を使って弾いてた!
すごーい。音もすごく幻想的で。
かなり感激した。
漫才師みたいなとぼけたMCは笑えるし。
また観たいぞ。

三番手は田中拡邦さん。
ソロで弾き語りでもやってくれるのかと思いきや。
サックスやヴィブラフォンのお二人と、
ベースとパーカッションのお二人、計4人を引き連れて。
しかもこれら↑はMAMALAID RAGの二人がそのまま。。
だったら「田中拡邦」じゃなくて「MAMALAID RAG」で
いいじゃないか!というツッコミは虚しく。
ヴォサノバアレンジでアルバムの曲をやった。
唄い方もいつもとは違ってたし。
でも…なんていうか。違ってたんだよ。
ヴォサがどうだろうと、私にはしっくりこなくて。
私は、MAMALAID RAGの方が好きなんだと思う。

四番手はハナレグミ。
こちらは弾き語りで登場。
発売予定のアルバムの中の曲を中心に
バタ犬の「さよならCOLOR」もやってくれた。
ううう…泣けた。
というより大声で泣いてしまいたかった。
でもそれは出来ないので、涙も流さず堪えていた。
さっきの拡邦さんの時から悶々としていた心に、
永積さんの声は恐ろしく素直に響いたのだ。
最後、ハナレグミの一員でもあるクラムボンの面々も交え
「家族の風景」を。
すごい良かった。

そこからセットチェンジもなく、
ステージ上で立ち位置を変えただけで
アメリカガエリへ早変わり。
永積さんも隅っこでマラカス持って「居残り」状態に。
クラムボンのライブは初めて。
長時間立ちっぱなしなのがツラくて…
「あ〜足腰痛いよー」って思ってしまってて。
歌のほうは聴いててモウロウとしてしまった。。
郁子ちゃん可愛かったよ。

椅子が欲しいライブだったなぁ。
ずーっと、ゆったりしてたし。
今日の私的ヒットは、はじめにきよしに決定ー。
「ども。はじめにきよしでぇす」
という、ある種「引き芸」な喋りっぷりにもヤラレた。
ハナレグミも良かったけど。

スペースシャワーTVでの放送は
11月19日(火)だそうなので、興味のある方はチェックを。
列伝のHPへはコチラから。


あーそうだー。
ニュースステーション、ビデオに撮り忘れて。
見れなかった!ちくしょう。
久米さんは好きじゃないけど、
ニュース番組に出てるスピッツを見たかったよぉ。
マサムネさ〜ん…!!




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スクリーンでね。
ウキウキしてしまった。





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