スクービードゥーワンマン@渋谷。 |
2002年09月19日(木) |
行って来た! スクービードゥーワンマンライブ in 渋谷クラブクアトロ!!
きたんだよ、ついにこの日が。 7月のイベントで初めて観た彼らのライブ。 一発で射抜かれた私は一番新しい音源を翌日に買い、 そして今日のワンマンのチケットも発売日に購入した。 長かったよ、その間の2ヶ月は。 CD聴く度にライブ行きたくなるんだもの。 楽しみで楽しみでしかたなかった。
今日は一人で。 開場から開演までがものすごくつらかった。 1時間ぐらいジーっとしてなきゃいかんのよ? もう周りの人の会話に勝手に心の中で相づち。 「あ〜そのイベントで私スクービー知ったんだよ」 「まじで〜?仕事大変だねぇー」 全部心の中よ。 近くにいる同じ一人っぽい人に話し掛けたりできないし。 今日はデジカム持ったスタッフさんがたくさんいたので それを観察したりしてた。 ギターのマツキタイジロウさん前、約6列目あたり。
19時40分ぐらいに開演。 メンバーが現れるとともに歓声が響く。 グイグイ押されるも、その辺はもう慣れてるので平気。 シュウさんの「ァアイッ!」の掛け声で始まる。 1曲目は「キミとオレ」。 うううーーーーカッコイイよーーー。 私CD『GET UP』しか持ってないので 実はこの曲も知らないといえば知らないんだけど。 曲名は知ってたので、唄ってる歌詞からして割り出してみた。 曲を大して知らなくとも楽しめてしまうのよ。 観客にうねりが出てきたのに紛れて 自分の立ち位置もズレてきて、 気付いたら前から3列目ぐらいになってた。 かなり近い。
新曲をやると言って、2曲披露した。 唄い終わってマツキさんが一言。 「今の2曲目。歌詞飛んでました。2番が飛んで 1番と3番になってた」 したらボーカル・コヤマシュウさんは 「このバンドのボーカリストはオレだ。 オレの唄ったものが歌詞なんだよお!!」 と。 ふふふふ。さすがシュウさん。スターだぜ。
昔の曲やバラード系が続き、その後ゲストを呼んだ。 名前とかよく聞き取れなかったんだけど トランペットとトロンボーンの男性2人。 ゲストが入ってからはメンバー紹介、 そして怒涛のノンストップダンシングタイム!!! 「ダーーンスパーリィ・しぶや!!」 「イエーーーーーイ!!!」 っっくうぅ〜〜〜〜!!!!!!!!! これがやりたかったんだよ! 大声出してソウルをぶつけ合いたかったんだよ! サイコー。
その間にもシュウさんの煽りMCが炸裂する。 「アリーナの後ろの方、元気あんのかい?」 えっと、クアトロは普通アリーナとかないけどね。 シュウさんいわく… スーパーアリーナ→ステージに近いところ アリーナ→フロアの真ん中らへん 二階席→1段高くなっているところ マンモススタンド→フロアの左側後方バーカウンターの前 …のこと指す。 今日の私はスーパーアリーナね。 煽って煽って、マンモススタンドまで盛り上げてしまうのが スクービードゥーのすごさだ。
それにしてもなんて楽しいんだろう。 この楽しさは本当に体感してみなくては解らない。 ステージの上でもベースのジョーくんなんかは 壊れるんじゃないかっていうぐらい動いてるし ドラムのモビーさんもすっごいパワフルだし シュウさんは華麗なステップ踏んでるし リーダー(マツキさん)は笑顔がステキだし。 あ、笑顔はみんなだけど。 メンバーもお客さんもめちゃくちゃ笑ってる。 幸せでファンキーな空気に包まれてんだよ。 リーダーがね、よく前に出てきて弾くんだけど 汗がしたたって、でも笑顔がかわいくて たまらなくセクスィーなのさ。 ギターが泣けるのよぉ。 お陰で右耳イカレ気味。スピーカー近かった。 今日の私の中の「リーダー」は誠さんじゃなくてよ。 ギタリスト・マツキタイジロウなのよ!(浮気者)
アンコールも2回やった。 本当に「まだ聴きたいんだ!」ていう気持ちだった、みんな。 1回目の時は「Little Sweet Lover」で、 この曲はすごくノリのはげしい曲なんだけど、 静かなマンモススタンドにシュウさんのゲキが飛ぶ。 「そんな明日を恨むような顔してんじゃないよ。 オレは明日のことなんて考えちゃいないぜ! 今オマエたちともっと高いとこイケるかどうかなんだ。 これから帰って仕事で“スクービードゥー解析書”でも 書かなきゃいけないのか? だったら“最低なバンドだった”って書けよ。 “耳が腐っちまった”って書いてくれよ! 今日の非常識が明日の常識だぜ。 今ぐらいマイノリティになっといてもいいんじゃねえか?」 とな。 私も良く憶えてるもんだ。 文章で書くとなんだかヒドイ言い草のようだけど、 そんなにケンカ売るように言ってるわけではないので あまり誤解しないで頂きたい。 スクービードゥーは、私たちのファンキーな味方なのだ。
最後「夕焼けのメロディー」を演奏し メンバーそしてサポートのお2人とともに並び カーテンコールのようなお辞儀をした。 みんな大きな大きな拍手で送った。
「オレとオマエとで、オレの中にでもなくオマエの中にでもなく オレとオマエの間にだけ流れる今日だけのグルーヴ ってやつを作っていこうぜ」 そのシュウさんの言葉、体現できた!って気持ちだった。
およそ2時間。22曲。 満たされた、幸せな夜だった。
こういう日は心が広くなったような気分になる。 WORLDクラス…いや、EARTHクラス…いやいや、 UNIVERSEクラスの広さに達した気分だ。宇宙。
|
|