自己発掘作業。

2002年09月13日(金)
夏期休暇残り10日。
宿題進行率0%…
ぜろぱーせんと…

くぅっ。
そんな状況下、急遽明日から帰省することに。
母が帰って来いとうるさいので。
10月の3連休に帰るよなんて言ったんだけど
ライブ入りそうなので…今のうちに。
ライブがあるなんて言ったらまた母上キレるから黙っとく。
ニコニコと帰省して食事を頂きつつ
素晴らしい宿題のアイデアが浮かぶことを期待。
我ながら甘いと思うが。



その宿題というのも、レポートというか
まぁちょっとした文書を作成しなくちゃいけなくて。
さっぱり浮かばなくて。
ネットで他人のいろんな文章見て回ってるんだけど。
(パクろうとかじゃなくて。他人の文章の書き方とかから
いろいろ学ぼうってこと。言い訳でなく、真面目な話)

その文書を提出する先生。
一年生の初めに私の文章を読んで言った。

「曖昧な表現ばかりでは物足りない。
もっと自分を掘り下げて、じっくり考えるべきだ。
一体自分の理想とはどんなものなのか。
どうしてその理想が自分の中で構築されたのか。
具体的に考えて表現するように」

大学に入って初っ端、こんなことを言われて。
今でも文章を書く時は、この言葉を意識してしまう。
「私の理想は何なのか?」
「どうしてそこに行き着いたのか?」
まだ答えが出ない。

ネットをやっている上で、
ここエンピツ以外でも好きな文章を書く人は居る。
音楽のライブレポであったり、
詩人の方のメルマガであったり、
とあるサイトのbbsだったり。

その中に、とても可愛らしい文章を書く方が居て。
といっても確か私より年上だったと思うけれど。
メールとbbsでのやり取りが数回あって。
彼女の好きなものに対する愛情だとか
bbsを訪れる人に対する感謝の気持ちだとか、
そういう些細なことだけど大事なことが
とても丁寧に、そして素直に言葉に表れている。
ご本人は拙い文章であると感じているようだけど
ちっともそんなことはない。
この無機質な画面に映る文字だけど
あったかいな〜って感じる。
私は彼女にお会いしたことはないけれど、
きっとあったかくて可愛らしい女性なんだろうなと思う。

そう。
例えばそんなふうになりたい。
彼女が理想だ、とは言えないけれど。
(まだ答えには行き着いていないと言った)
「こんなふうだったらいいな」と感じるうちのひとつ。
なんでもないような文章のひとつでも
ちょっと他人を優しい気持ちにしてしまうような。
あるいは、私という人間の一端が確かに表れるような。
文章であれ何であれ
“そこに「人」がいる”と感じるものを。
音楽でも映画でも、そういう作品が私は好きだから。


この呆れるほど長い夏期休暇の中で私は
自分を掘り下げられたのか?
いろんな音楽を聴いたり、人と会ったり。
「掘り下げる」というよりは
「自分の周りの土地を拡げた」感じがする。
周囲の友人たちから比べたら相変わらず狭いんだろうけど。
少し、拡げて。
今日はちょっと掘ったかなー。うん。
お陰で長文になってしまった。
こういうのをもっとコンパクトにまとめられたら
もっと良いんだけどな〜。あーあ。




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あーあ。





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