阿佐ヶ谷スパイダース PRESENTS 「ポルノ」

2002年08月06日(火)
生まれて初めて、自分で演劇のチケットを買って
観劇というものをしてきた。

以前から演劇に興味はあったし
せっかく東京にいるのだから劇場にも行きたいと
前々から思ってはいた。
ただ何から観れば良いのかわからなくて。
三谷幸喜が好きだけどチケット高めだし
なにしろチケ取りも激戦で、だめだと思って。
大人計画も然り。

阿佐ヶ谷スパイダースの公演は、
長塚圭史さんの雑誌連載で知って
e+のメルマガでチケットの発売を知った。
ちょうど長塚さんという人への興味も高まっていて、
料金も手頃だったので、観に行こうと決めた。
劇団のサイトでチケットを予約した。
早めに予約が出来てラッキーだった。
阿佐スパも人気上昇中で、東京公演はすぐ完売してたし。


さて。いよいよ観劇の日。
会場に入ると、スーツを着た人たちが
礼儀正しく「いらっしゃいませ」と言ってくれる。
さすがに、いつものライブハウスとは雰囲気も違う。
ホールの中は映画館ぐらいの感じで。
お客さんは若い人中心といった具合。

19時、開演。
想像していたよりもステージは近く感じられ
すぐそこで生身の人間が演技をするという感覚に、
しばらくは慣れないでいた。
なんかもう、舞台転換とか照明とか、
そういうのに「すげー」とか思っちゃってんの、私。
生身の人間の、その感覚だけで新鮮で。
バカっぽい感想だけど。
初めてなので。

ストーリーとかは、とても説明しきれないので
書くことはできないのだけれど。

いやー良かった。楽しめた。
観る前は「理解にも苦しむような奇想天外のすっごい話
だったらどうしよう」、という不安もあったんだけど。
その心配もなく。
確かに奇想天外ではあったけど、
実際にもちょっとありそうな(あったらコワイけど)、
狂気と笑いにメリハリがあって、すごく面白かった。
また、劇場で演劇を観に行きたくなった。

普段のお芝居は映像作品ばかりで、
やっぱり映像作品が好きではあるんだけど
生の演劇を観に来るのもいいなぁ…と実感したのだ。
うん。ほんと良かった。


フライヤーもたくさん貰ってきたし
次に何を観に行くか物色しようかなぁ。

音楽も良いけど、たまには別のこともいいねぇ。





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