脱線。(羨望)

2002年06月24日(月)
うーん。なんだろう。

 率直な意見を述べるのって、そんなに偉いことなの?
 まるっきり素直な意見は、いつでも素晴らしいものなの?

と言ったのは木曜日の私だが。
実のところ、結構素晴らしいとか思っているフシもある。
他人の文章批判しておいて、後からこんなこと言うのは
反則だと思うけれど。
私はきっと羨ましいのだ、そういうことのできる人が。

素直な人が羨ましい。

私は「素直」という言葉を理解した時から
自分がその言葉には当てはまらないだろうと感じていた。

いつだってひねくれて
いつだって本当のところを隠して
いつだってそうやって暮らしているのだ私は。

そしてそれが少しばかり居心地の良い
私の周りの壁になってくれている。

普段はそれでいいのだけれど
たまに、その壁が疎ましくてたまらなくなる時がある。
素直な言葉や態度を取れる人が
羨ましくて、自分が悲しく思えてしまう時がある。

今日はそんな日だった。

何があったわけではない。

ただ、何もなかっただけだ。



でも、私はこの日記で嘘は書かない。

ここは、嘘をつかないでいられる場所。
良い意味でも悪い意味でも、そういう環境なのだ。
ここは。





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