脱線。(ロッテと基次郎) |
2002年02月19日(火) |
今ロッテのアーモンドチョコ食べてて思ったんだけど 私ロッテのお菓子好きなのかも。
小さいころ一番好きだったのがコアラのマーチ。 母親に「お菓子1個だけ買ってあげる」って言われると絶対コアラのマーチ。
その後ハマったのがチョコパイ。 あの1箱に6個入ってるやつ。 あれは小学校高学年位の時に祖母がよく買ってきてて。 結構高いから自分では買えないんだよね、チョコパイ。 3人兄弟だから1人2個しか食べらんないし。 そのへんの、ちょっとした高級感がたまらない。 今は1個ずつのバラ売りもしていて、初めて見つけたときは感動したなー。 「50円で味わえちゃうのか!」とかって、チョコパイ熱、再熱。
別にロッテの回しもんとかじゃないけどねえ。 好きなブランドって言ったらロッテとか言っちゃうかも。 それぐらいのノリだろうなぁ。
脱線ついでに、昨日読んだ本の話。 梶井基次郎の『檸檬』の中の短編を幾つか読んだ。 「泥濘」「冬の日」あたりは、かなり好きだな。 何か暗いものを抱えながら街を彷徨う主人公の姿や、その周りの風景が見えてくるような描写。 暗いものを振り払えるわけでもなく。 いや、振り払ってしまってはいけないのかも知れない。 抱えているから、生きていける。 何も持っていないと軽さに身体が浮いてしまいそうだ。 浮いた身体は、何処へいってしまうか解らない。
少なくとも、今の私はそんなふうに思う。
暗いものは、たくさん抱えている。 明るいものは、少し、でも大事に抱えていよう。
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