謎は解いてもいけないし



今は昔、J庭のときのおはなし。

2004年04月20日(火)



ずっとこれを書こうとは思っていたのだけれども、いろいろ目の前に気になることが多くて、落ち着いたら書こうと思ってはいたのですが。
とりあえず、京都は終わったし、それ以外はまあいいかと思ってやっと書き出します。まだちょっと目眩残ってるんだけど。
その日会っていたのをたとえばAさんとBさんにしましょう(笑)
知ってる人は知ってるバレバレ模様(笑)
AさんはオリジナルJUNEの同人誌を出している作家さんです。
Bさんはそのイラスト及び表紙を描いていらっしゃる絵描きの作家さんです。
その時の話題はいろいろあったのですが、つまるところ、才能やら感性やらの話でなんだかすごく考え方に違いがあったのです(笑)
ここらへん、ちょっと違うかもしれませんが、おふたりは、ほんの少しの才能と99%(もしくはそれ以上)の技術だと言うのですね。
わたしはどう思っていたかというと100%の感性です(笑)
才能も技術もひっくるめて感性。感性があるかないか。それが合うか合わないか。
さて、どうなんでしょう。
これは同じですか? はやり違いますか? 表現の差だけですか?
同じようでもあり違うようでもある。
あの場面でちょっとなにも言えなかったのは、あまりに「あれえ?」と思ったのでなんと言ったらいいかわからなかったのと、ふたりは合っているわけだから、ここにわたしタイプがもう一人いるとちゃんとしたトークになるんだろうけど、いかんせんひとりでは、これどういえばいいのかな? というところで終わってしまって……
ある意味、たしかに、頭の中のものを表現するのは技術なのかもね。
でも、わたしはそれを技術とは思ってなくて感性と思っていた訳よ。
ちなみにこの次の日にすぐに直美ちゃんに話したら、やっぱり彼女はわたしタイプだったわけなのね。
感性ひとくくり。
でもこのほんの少しに才能と、あとはそれを相手にいかに伝えるかという作業を99%の技術とすると、わたしには納得できることがひとつあった。
それはAさんのオリジナルキャラの絵をBさんが描いていたときのこと。
「その目違う」というAさんの一言でBさんは「そうですかっ」と描き直していたこと。
わたしの解釈では感性だから、もしAさんにそう言われた場合の答えはひとつで、「なによ、わたしはこう思っているのよ、これがわたしの描くあなたのキャラなのよ!」てな感じになったことでしょう。
でも、技術だと割り切っていれば。
いくらでも描き直せるわね。感性を否定されたわけではないんだから。
ちなみにわたしと直美ちゃんは(ごめん、勝手に出して)書き直しというのが出来ません。頭から感性で出しているので、それを否定されたら次があるわけではないんです。たとえ苦し紛れに次を出したとしても最初よりは悪くなります。自分の感性をねじまげて作るわけですから。
ここらあたりがとても難しいです。
そこで必要なのは技術なのよ、てことでしょうが、そういうふうに作るものをわたしはたぶん自分で好きになれません。好きでないものは出来ません。
やっている意味がないのではないかと思えるのです。
それでだ。
ここだな。
プロになれるかどうかは。
もともと書き直しが出来なきゃ、プロにはなれませんわな。
わたしは20代にこの壁をどうしても超えられなかった。
だから結局同人でいます。
でもどうやったら割り切れるのかな。
そもそもそういう人は割り切っているのとは違うのかな。
わたしが感性と思っているものは技術というものに置き換えられるのかな。
さてわたしはこれから9月〆のオリジナルに挑戦しますが。
たぶん、これをずっと考えながら描くことになるでしょう。
(言い足りているかどうか、謎)


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sachi [MAIL]