2005年07月02日(土) |
古武術による平太鼓五連続打法 |
バットのような撥で四分音符=120の倍テンポで打つ時、どうしても溜めが出来てテンポが遅れる、これは音楽的には最悪だ。
古武術には三方切りという刀術がある、これは肩甲骨の動きや膝の抜きから生まれる術、薩摩の示現流は一発で打ち下ろし生死を決めるのだが、これが一方向五連続となると、しかも重いバット撥だ。
気づいたのはまず、3つ連続で打つ時、その3つを一組として、又5つを一組として打つ、ドラムには2ストロークというのがあり一振りで2つ打つので二つ打ちと言っている、その時撥を持つ指と手首をテコ利用している。
古武術による五連続打法は足裏の垂直離陸を利用して一振りで五つ打つ、この時、身体自体の骨格が遊びがなくにり、垂直に五発動く、遅れもなくなる。
しかしこの技を出すには普段から肩甲骨の独立やなんば歩きや摺り足をしていないと出来ない、筋肉を鍛えて出来る技ではないのだ。
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