新知庵亭日乗
荷風翁に倣い日々の想いを正直に・・・

2004年04月10日(土) 馬乳酒を味会う会

 渋谷は松涛にあるモンゴル大使館で馬乳酒を味会う会がありました、これは日高の新冠でのコンサートの流れと言いますか、直接は関係ないのですが、NHK情報ネットワークの加藤さんの紹介です、まーモンゴルも新冠も馬からは切っても切り離せない関係にはありますが・・・
 浅野太鼓の浅野理事長とほのお太鼓のメンバーも来られてました。


国立民族学博物館教授の小長谷有紀先生のお話から始まりました。1957年大阪府生まれ。81年京都大学文学部地理学科卒。85年京都大学大学院文学研究科地理学専攻博士課程修了。大学3年の時モンゴル人民共和国のウランバートル大学に留学。87年12月から翌9月まで中国内蒙古自治区の内蒙古社会科学院に留学。著書にモンゴル人一家のテントにホームステイをして家畜と放牧民を観察した記録『モンゴルの春』(河出書房新社)『モンゴル風物誌−ことわざに文化を読む』(東京書籍)『モンゴル草原の生活世界』(朝日選書)など。


アイラグ(馬乳酒)は少し醗酵炭酸があり、軽いカルピスという感じでしょうか

「カルピス酸乳」について
http://ameel.calpis.co.jp/as/as/index3.html
【1917年(大正6年)に創業し、その2年後に創業者三島海雲が、青年時代モンゴルで体験した、健康にさまざまな効果的な働きをもつ酸乳(はっ酵乳)をベースに商品化した「カルピス」を世界で初めて世に送り出したことより、カルピス株式会社はスタートを切りました。】
とあるようにカルピスは馬乳酒からヒントを得て造られたのですね、まーかなり健康に良いみたいです。アルコール度も低く、子供でもガブガブ飲むそうです、だから横綱朝青龍や旭鷲山など力士が生まれるんだー。
 
 もう一つ僕が思うのは、乳製品が中心のヴゥルガリヤ、ヤクート地方など、草原と歌と乳酸製品には何か相関関係があるのではないか?
なんて思うのですが、それは小長谷有紀先生の専門分野ですよね・・・。


そして馬頭琴の演奏、長唄と競馬の曲で会は終わりました、音楽的にも大変興味がそそられる国です。




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