今日は生きることやらそういうことをよく考えたあたしです。 言葉がところどころとっても悪いと思うけど、まあ、気にしないで下さい。 あと、たぶん無駄に長いです。
山口県光市の本村さんの妻子が当時18歳の少年に殺された事件の最高裁判決。 最高裁でも無期懲役なんぞ出ようものなら、日本はもう終わったなと思うとこだったと思う。 でも、あたしは「判決破棄」じゃ納得いかない。 はっきり最高裁で「お前は死ぬしかないんだよ」って言ってほしかった。 死刑の可能性が高くなったって言ったって、まだ決まったわけじゃない。 「死ぬこと」しかつりあわないのに、本村さんはまだ闘わなきゃいけないの?
そんなこと思ってるあたしはどうなのか。 あたしだって、この少年と同じだ。 去年の8月、あたしはあたしの意思で一つの命を絶った。 殺したんだよ。あたしの子どもを。同じなんだよ。全く同じなんだよ。 じゃあ、あたしはなぜ生きている? あたしはなんで生きていられるの? 生きてていいの?死ななくちゃいけないんじゃないの? 人には「死ね」って言って、自分は生きていくの? って、さっきから頭ぐるぐるなのです。
ほとんど眠れなかったんです。 ここからは21日夕方に書いてます。 あたしには自ら死ぬ勇気もない。 今、他人から殺されようとしても、殺さないで!と思うだろう。 あー、ほんとにこの少年と同じだ。 あたしもずるいだけの人間だな。 自分がわからなくなってきた。
こんなことも。 大学の時に好きだった男から久しぶりにメールが来ていた。 なんでも、会社の席の目の前の女の子の日記をうっかり読んじゃって、 その子が堕胎したことで悩んでいたようだと。 今は新しく彼氏ができたのかそうでもないそうなんだけど、 前は手首にばんそうこうを貼ってたこともあったらしい。リストカットね。 彼はできちゃった結婚した人だから、 自分も堕胎させるか産んでもらうか悩んだ身だし、 なんとなく他人事じゃない気がして、相談に乗ってあげたいんだけど…、 ということらしい。 で、なぜあたしに連絡取ったかといえば、あたしが同じ過去を持ってたからなんだそうで。
あたしが言ったのは「いろんな意味で、時間って残酷なものだよ」。 時間が経てば、強い感情も薄まっていく。 あの子のことは、忘れてないよ。 泣いてばかりの日々もあったけど、でも、そればかりじゃ前に進めないんだ。 だから、その子もそうじゃないのかな、と。 今が大丈夫なら、今は見守ってていいと思うよ、と。 そんな感じ。
最後に彼からもらった言葉は、 「赤ちゃんのこと、忘れないでいてあげてな」 「俺はいま後悔するか、あとで後悔するか、って選択だったとその時は思ったけど、 あの時、産んでもらうって選択をしてよかったと思ってるよ。後悔はないもんな」 だって。立派だね。彼は2児のお父さんだもの。
「上の子見てると、たまに不思議な感じがするで。 もしかしたら、コイツはおらへんかもしれんかったやもんな」
生きているって、不思議だ。
⊂今日の曲⊃ その先にあるもの / SURFACE
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2005年06月20日(月) 天災。 2003年06月20日(金) 眠れない。
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