「数学」と聞いただけでじんましんが出る方は、読むのを御遠慮下さい。 確実にじんましんが出ると思います。
バイト先の生徒の高校生が素因数分解(30=2×3×5というようなもの) をやっていたときのこと。 「先生(一応、あたしのこと)、なんで1は素数じゃないんかね?」 と聞かれて、答えに困ってしまった。 あたしが素数を習った時、「1は素数じゃないものなんだ!」と認識してしまって、 特に疑問に思わずに今までやってきたから。 自分なりにいろいろと考えてみたけど、いい答えが思いつかなかったので、 「うちの先生に聞いてみるね」と先延ばし。 2人のお世話になっている先生に聞いてみたところ。 まず、もし1を素数としてしまうと、素因数分解が一つに定まらなくなるよ、ということ。 例えば、30=1×2×3×5となりますが、 「1」のところは、1の2乗でも、1の10乗でも、 極端ですが1の1億乗でもよいことになってしまう、と。 あとは、1はなんだか特殊な数みたいだね、ということ。 素数は整数(…,-2,-1,0,1,2,…)の一部ですが、 素数の逆数をとると、1/2,1/3,…と整数じゃなくなっちゃいます。 でも、1は逆数にしても、1/1=1だから整数のまんまです。 だから、特殊ですね、って話みたいです。 この2つの話は、本質的な話ではないらしいのだけど、 ちゃんと説明しようとすると、とっても大変みたいです。 でも、ちょっとでも高校生の興味が湧いてくれたから、よかったかな。 ちなみに、-2,-3,-5,…も素数らしいです。 相当驚きました。友達と二人で「えっ!?」って絶句だったもん。 数学には、まだまだあたしの知らない世界がありそうです。
⊂今日の体重⊃ -2.0kg(安定してるけど、そろそろ減らしたいわね。) ⊂今日の曲⊃ 朝方 / Amika (「『信じてる』というよりも 『信じていた』という言葉の方が こんなにも重いのはなぜでしょう」)
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