友達との飲み会に参加するために、 青春18きっぷで久留米へ帰っていた時のこと。 小郡駅で下りの山陽線に乗ると、 すれ違いでかなりでっかい荷物を持った外国人の女性2人が降りた。 ちょっと困った顔をしていたので、会話に耳を傾けてみた。 2人の会話は予想通り英語だったので、 聞き取るのは単語単位がやっとだったけど(^^;) 乗っていた列車が下関に行くのかわからない、といった内容。 周りの人が構う様子もなかったので、 (だって、持ち物からUSJ帰りと思われる男グループさ、 初め女性達の近くに座ってたのに、離れた席に座ったんだよ!!) 声をかけてみた。(世話焼き&人見知りがない面を発揮!) あ「どこに行くんですか?」←日本語で(笑) 女性1「カ、鹿児島デス。コノ電車、下関ヘ行キマスカ?」 あ「行きますよぉ。」 女性1「ヨカッタ。アリガトウゴザイマス。」 その女性は手書きの日本地図や予定表をあたしに見せた。 女性1「今ハ、ドコデスカ?」 あ「(地図を指差しながら)今はここらへんですね。 下関まであと1時間くらいかかりますよ。」 女性1「ソウデスカ。アリガトウ。」
予定表をよく見てみると、予定よりかなり遅れていた。 2nd Dayは小郡駅5:00台から始まっていたけど、 その時すでに13時を過ぎていたから。 1st Day…Hachioji…八王子!?東京の!? たどっていくと、静岡とかあったから、 東京の八王子に間違いないみたい。 八王子から鹿児島。あたしには考えられないわ…。 ん?考えたら、これから2人が乗っていくルートと、 あたしが行くルート、同じじゃない? あ「じゃ、途中まで一緒に行きましょうか?」 女性達「?」 あ「あ…、えとえと、Can I go with you?←がんばった(笑) (地図を指差しながら)私ここまで行くんです。 そこまでは一緒に行きましょう!」 女性達「ア、アリガトウ!」 というわけで、女3人でのんびり行くことに。 さっきからずっとしゃべってた人は、Jennyさん。 メキシコ出身。そして、もう一人は南アフリカ出身のNuriaさん。 Jennyさんの方が日本語が上手みたい。 それからも、日本語とせいいっぱいの英語で会話をしていた。
鹿児島へはホームステイで行くということ。 N「鹿児島マデ、アトドレクライカカリマスカ?」 …あたしも行ったことないから、わからんなぁ。 あ「じゃ、時刻を調べてみましょうか。」 と、携帯を取り出して時刻表を調べ始めた。 しばらくして2人を見ると、2人とも眠ってしまっていた。 調べてみると、今日中に鹿児島に着けそうにないことが発覚。 Jennyさんが起きた時にそのことを伝えると、 J「ソウデスカ…。」と残念そう。 あ「昨日の夜はどこに泊まったんですか?」 J「昨日ハ上郡駅ニ泊マリマシタ。」 あ「!!寒かったでしょう?」 J「トテモ…。」 そりゃ疲れは取れなかっただろうね。 あ「じゃあ、今日はちゃんと休みましょうよ。 途中に熊本という大きな街がありますから、 今日はそこで休んだらどうですか。」 J「ハイ、休ミタイデス。」 いつの間にか起きていたNuriaさんが、 自分のガイドブックで(その名も「Japan」!もちろん洋書。) 熊本のホテルを探していたら、格安なのを発見したって。 N「アノ、電話シテクレマセンカ?」 あ「もちろんいいですよ!」と、ホテルの予約を引き受ける。 電話してみると、ここのホテル、2人でなんと\6000!! しかも、駅まで迎えに来てくれるらしい! 外国人が見るガイドブックに載ってるだけあって、 サービスがいいなぁ、と感心しきり。 まだまだ日本も捨てたもんじゃないね(爆) そのことを伝えると、2人も感動していた!
熊本までの乗り換えを紙にメモしていて思った。 あ「明日の電車の時間も調べましょうか?」 J「ア、オ願イシマス!」 昼前に鹿児島に着くようにすると、 熊本を朝6時出発になってしまうけど(^^;) 今日がゆっくり休めるからいいということで、それで決定。 J「メールアドレスモ書イテ下サイ。メール送リマス!」 あ「じゃ、がんばって英語で書きます(笑)」 J「ローマ字デ書イテモイイデスヨ(笑)」
そして、列車はまもなく久留米到着。お別れです。 J「助ケテクレテ、ホントウニアリガトウ!」 あ「いえいえいえ。ホームステイ、がんばって下さいね!」 J「ハイ、アリガトウ!」 寝ていたNuriaさんをちょっと起こして、お別れのあいさつ。 そして、あたしは列車を降りました。
あたし、とてもよくがんばった!(笑) 自分で言うのもおかしいけど、すごいかも。 メール、早く来い♪
↓同じ日付の過去日記があれば、リンクが登場。↓
|
|