最近、無駄に時間を過ごすことが多すぎのシークです。こんにちは。聞いてはいましたが、掲示板って病み付きになりますね。サッと読むだけならいいんでしょうけど、こんなものを何時間も見つづけるなんて、どこかおかしいのかもしれません。昔は掲示板のあおり口調が耐えられなかったものですが、最近では何とも思わなくなるどころか、自分でも書き込むようになってしまいました。
攻略サイトにしても掲示板にしても、ラグナロク関連の情報を得ることで、僕の中でラグナロクの世界は広がります。そして、広がれば広がるだけ、他を圧迫するのです。でも、やめられない。それはなぜか?ラグナロク以外の世界に、さほど魅力を感じないからです。今のこの社会の中で生きて行かなければならないから、逃げるわけにはいかない。しかし、積極的にかかわっていこうと思える魅力は感じられない。そう思うのです。まあ、典型的な中毒症状でしょう。考えてみれば、他に楽しみがないなんて悲しい人生です。けど、実生活にすべてをささげるのもまた、悲しい人生ではないかと、僕は思うのです。実生活にすべてをささげれば、その人は成功者と呼ばれることでしょう。しかし、その人には実生活以外に何もないのです。ほかの人がそうであることは否定しません。しかし、自分がそうなることは悲しいことだと思います。
実生活以外の世界にどれだけ楽しみを見出せるか。これが、人間の幅となるのではないかと思います。たった一つの世界を極限まで追求するのも決して悪くありません。しかし、僕はそれが好きではないのです。
ところで、今日の朝日新聞の朝刊だったと思うのですが、「良心に反しても会社に従う」4割超 新入社員意識調査という記事がありました。Webページでの記述では分かりませんが、朝日新聞朝刊には、確か批判的な論調で載っていたはずです。しかし、僕は思うのです。良心というのは、その人個人の価値基準に従った判断であり、会社の指示は会社の価値基準に従った判断です。つまり、良心と言っても世間一般の道徳ではなく、所詮はその人個人の自分ルールに過ぎないわけです。だから、自分が完璧だと思うのなら自分の良心に従えばいいでしょう。しかし、そうでないなら会社の指示に従うべきです。もちろんこれは程度の問題があります。明らかに会社の指示と世間一般の道徳とが食い違っている場合もありえます。例えば、法律に反している場合です。でも、良心と会社の指示のどちらを優先すべきか迫られた場合に、必ずしも法律で明確に規定されていたり、社会常識からその結論が明らかであったりするとは限りません。その場合は、会社の指示に従うべきだと思うのです。自分の信念に間違いがなく、会社という多くの人の利害関係と対立してでも自分の意志を通したいのなら、そうすべきでしょう。しかし、確固たる意志がないのならば、あやふやな自分の良心に従うべきではありません。
この記事には、親睦行事への参加についても言及されています。まず、僕個人としては、親睦行事は好きではありません。親睦を図るという目的には賛同しますが、その手段が好きになれないことが多いのです。この朝日新聞の記事では運動会を例に挙げていますが、そんな風に大掛かりなことをしなければ、親睦を図ることはできないのでしょうか。それよりも疑問に思うことは、酒が入らなければ親睦を図ることができないのか、ということですが…。酒はタバコと同様、人体に有害であることが明らかなのですから、人前で堂々と語ることははばかられるべきです。タバコとは違い、なくなってしまった方がいい、とは思いませんが。現在、喫煙者はずいぶんと肩身の狭い思いをしているようです。酒の扱いも、この程度で十分でしょう。酒を飲むことで社会からある程度詰めたい目で見られるのなら、それで十分です。一方タバコは、麻薬に準じる扱いが必要だと思います。フランスではタバコよりもむしろ大麻の方が普及しているようですが、タバコに対する扱いとしてはその程度が望ましいでしょう。つまり、大麻と同列に論じられる程度ということです。
ただし、親睦を図ることは必要でしょう。一人ではできないことも、多くの人が集まることで可能になります。現在の工業製品のほとんどは、一人では到底作りえないものです。取引関係であれ、対立関係であれ、多くの人が、それぞれ何らかの関係でつながることによって、今の世の中にこれだけいろいろなものがあるのです。その大切な人同士の関係をつちかうことは大事だと思います。手段は簡単です。運動会なんてする必要はありません。なんでもいいから面と向かって話をすればいいのです。何らかのテーマを持った議論でもいいでしょう。話をすることで、その人の人間性が見えてくると思います。話をすること以外の人間性、例えば運動能力であったり、酒に強いとか弱いとかであったりということは、人間関係を構築する上で必要なことではありません。人によっては重要かもしれませんが、必ず知らなければならないことではないはずです。相手の運動能力や酒の強さを知らなければまともに会話をできない人がいるとしたら、僕はその人を好きにはなれないでしょう。
そんなことを書いていて、あちこち見ていたら、明日までに必要な書類を全然作れていません。仕方がないから明日作ることにしますが…。