Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2004年01月14日(水) 卒論

うーん。そろそろスパートの時期だが、さっぱりやる気が出ない。土日から月曜まで思い切り休んだし…。まあ、今日は考えがまとまったから良しとするかな。これで考えるのは終了だ。あとは事務的に書くのみ。キーを叩くスピードには自信があるから、とりあえず書くだけならできそうだ。文章表現とか、問題は山のようにあるが、気にする前に書かねば終わらない。表現なんてのはすでに形になった論文ができてから考えるべきだろう。でなければ、最後まで終わらないということになりかねない。

あとの問題は、うちの教授はとことん図を重視するから、図を描かねばならないということ。図を重視することはまあ、僕も同意するのだが。確かに、よい文章なら図など要らないかもしれない。しかし、へたくそな文章をたらたらと並べるくらいなら、図を一発載せたほうが早いというものだ。それ以外の問題として、そもそもソフトウェア開発では、日本語で表現するより図で表現することを優先する傾向が見られる。日本語はソフトウェア開発のための言語ではない。そして、ソフトウェア開発のための図示の方法は提示されている。したがって、そちらを使うほうが一般的で、理解しやすいと考えられるのだ。相手がソフトウェアの専門家でなければそうとも限らないが、そんなことは知ったことではない。UMLの図は僕のへたくそな文章よりずっと分かりやすいと思う。UMLはUniformed Modeling Languageの略であり、れっきとした記法だ。すなわち、「見る」ものではなく「読む」ものだ。これをきちんと提示できれば、図を中心とした論文でも問題はないだろう。たとえこの点をきちんと言えなかったとしても、この研究室にいて、かつこの教授が指導している限り、図を中心とした論文を書くことは必須なのだ。

僕のいる研究室では、論文の書き方として、まず図を並べ、その図に対する説明を書き、図と説明のセットを並び替えて論文を構成する、という方法を指導している。あまり他では聞かない方法だが、僕は有用だと思う。何より、比較的簡単で混乱しにくい。論文を書いている人間が混乱しているようでは、読むほうはますます混乱する。書くほうは簡単すぎて物足りないくらいであるのが、読むほうにとってはちょうどいいだろう。

まあ、とにかく図を用意することだ。すべての図を用意すれば、この方法で言えば半分完成したようなものなのだから…。


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