一昨日あたりから、SETI@Homeを使い始めました。詳しい内容は分からないのですが、簡単に言えば、地球外から来た電波を解析するためのツールです。ただし、それが本当かどうか、僕自身で確認したわけではありません。電波を解析すると言いながら実はトロイの木馬であったとしても、僕には分かりません。ただし、比較的有名なソフトウェアなので、おそらくそういうことはないと思うのですが。とにかく、これで僕のPCは、基本的に無駄なく動き続けることになりました。SETI@Homeは、PCの余剰能力のすべてを使って演算を続けるからです。
ちなみにこの余剰能力は、今後大きな可能性があると言われています。世の中にはPCがたくさんあって、そのPCのほとんどが、余剰能力を持っていると言われています。特に、クロックスピード2GHzを越えるようなPCになると、通常時には3%程度しかCPUを使っていないと言われています。インターネットに使われているTCP/IPは、クライアントに高度な性能を要求すると言われていました。しかし、それも昔の話です。今のPCにとって、TCP/IPの処理など重い処理と呼べるようなものではありません。メールや、WWWの閲覧だけであれば、すでに十分すぎるほどのPCが登場しているのです。このような状況で大量に余っているCPU資源を利用しようとする試みは、未だかつてないほどに注目されているのです。グリッドコンピューティングという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
ただ、グリッドコンピューティングよりも、目下の課題は卒論です。で、プログラムなのですが、とりあえず順調に動作しています。しかし、なかなか実装は進みません。細かいことが気になってしまっているのです。とりあえず動作だけ確認したら、どんどん書いていかなければならないのですが。来週の月曜日にセンサー部分は完成させる必要があるでしょう。まあ、土日はじっくり寝て、英気を養う方がよいでしょう。ウィークデーは、これからますます、PCの前でプログラムを書き続ける日が続くことになるのですから。
ああ、一週間過ごしたあとに、3時半まで起きているとさすがに眠いですね…。