朝日新聞の社説を読んで思ったことを1つ。 朝日新聞、時々わけの分からないことを書くことがある…。
まあ、社説なんていうのはきれい事を書いておけば それでいいものなのかもしれないが、 それにしてもひどい。 学校五日制であっても、質を向上させれば問題はない、という話だ。
確かにその通りだ。 朝日新聞に書いてあることは正論である。 正論なのだから社説に載せるにはふさわしいだろう。 しかし、それはあくまでも朝日新聞社の社員になるような エリートだけにふさわしいものである。 どういうことなのかは、教師をやってみればすぐに分かると思うが…。 まがい物のような塾講師でもすぐに分かるのだ。 本物の教師ならとっくの昔から知っていることだろう。
それは、生徒には資質能力の差が歴然として存在するということである。 質の向上によって、学力の向上が望める生徒は確実に存在する。 しかし、それがすべてではない。 基礎的な内容でも、幼児期の家庭環境によって まったく理解できない生徒というのが確実に存在するのだ。
日本は総中流社会と言われているようだが、 その中でも、確実に階層差は存在している。 曖昧を是とする考え方がそれを覆い隠しているだけだ。 東大生の親を調べてみるとすぐに分かるだろうが、 僕の行っている大学でも、それは十分だ。
幼児期に親が教育的配慮をしていない家庭からは まず大学生は生まれない。 そして、このような人間があらゆる教育の邪魔をするのである。
僕の知る限り、 学校のいわゆる「不良グループ」というのは、 その中心、あるいは周辺に、必ず 「昔はワルだった」という親が存在する。 周辺というのは、OBだとかそういうところである。 このようなグループは、くだらない上下関係が強いために そのような結果を招くのである。
で、本題なのだが、 このようなグループに荷担している生徒には、 あらゆる教育的努力は意味をなさない。 どのようなことをしても、すべてそのグループによって 効果がかき消されるからである。 よって、どんなに質の高い教育を行っても無駄である。
このような場合、解決法はただ一つ。 グループとの接触を断つことである。 学校が週六日であればそれだけ接触の機会が減ることになり、 それはそれで効果的であるが、 確実な手段はグループを消滅させることである。 僕が家庭教師としてみた限り、 彼らのようなグループは自らの情報に関して きわめて見識が甘い。 もっと端的に言えば、頭が悪いのだ。 警察もその状況についてはほぼすべて把握していると言える。 実際、何か問題が起きたときには そのようなグループを当たっているのだ。
さらに問題がある。 幼児期に家庭において教育的配慮をなされなかった生徒は、 そうでない生徒と比べて、物事の理解力に大きな差がある。 理解する「目」と「耳」を持たない、ということである。 彼らに、質の高い授業を理解することは無理である。
みずほ銀行、ちゃんと直ってくれるだろうか? 僕はみずほ以外に口座を持っていないので、かなり不安である…。 ちなみに、残高は27万円あまり。 心配するほどの金額ではないのかもしれないが、 僕にとっては全財産なのである。
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