六本木ミニだより
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2006年10月05日(木) |
映画『甲野善紀身体操作術』 |
正月にアップリンクXで公開される映画『甲野善紀身体操作術』を見ました。『ナンバ走り』『身体から革命を起こす』で知られる、日本の古武術を期限とする「ひねらないからだの使い方」を研究している甲野さんを追ったドキュメンタリーです。 文章だけでも「こんな発想があったのか」と瞠目するのですが、映像の迫力はなお一層でした。小さな身体で、大型ハムのような(!失礼)ラガーたちを次々投げ飛ばしてしまいます。 甲野さんは、桑田真澄や為末大、白川真理といったスポーツ選手、音楽家の指導もしているのですが、印象的なのは、一般の介護職に従事する人たちへの指導です。彼の論理w利用して、非力な女性達が、力の入らない大人の重い身体を軽々と持ち上げるのです。 「介護の現場ではみな疲れきっていて、私も、使い捨ての一員だと思っていた。でも、この技術を習って、今すぐ現場に帰ってやってみたくてしょうがない」。 介護職の女性が、目を輝かせてそういうのが印象的でした。仕事は「目を輝かせてする」って、とても大事ですよね。
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