六本木ミニだより
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2003年12月23日(火) |
電熱コンロ怖れるなかれ |
■わりと料理好きなので、(千葉敦子の「ニュー・ウーマン」の食生活の項を読めば、誰でも料理好きになるのではないか?)キッチンにはこだわってきた。はじめてひとり暮ししたときから、キッチンはガスコンロ2口のところにこだわって住んでいたし、そこで堂々、コック・オ・ヴァンやらビシソワーズやら作ってた。電気のミニコンロなんて、ちゃっちくて使えないと思っていた。
■その偏見がとれたのは、2年前、カナダにスタディ・ツアーに行ったき。ブリティッシュ・コロンビア大学の寮にも、ウィスラーに遊びに行ったときに泊まったキッチンつきのホテルも電気コンロだったけど、そこで鍋でご飯を炊いてみたら、これがめちゃめちゃうまかった。ガスコンロよりも電気コンロの方が、火を消した後、余熱が持続する。これが、ご飯の「むらし」にきくのだ。
■そういうわけで、このマンション、いわゆる昔のワン・ルームタイプのミニ・キッチンを見ても、「怖れるなかれ」と思った。ご飯を炊いてみたら、最初は「うーむ、おねばが足りないなあ」という感じだけど、2、3度繰り返しているうちに、コツをつかんできた。
■電気コンロの効用はもう1つあって、私は1ルームのうちの、キッチンに近い方に仕事机を置いているのだけれど、ここに座っているときは、エアコンをつけずに、電気コンロを弱火にして、やかんをかけておく。弱火だと80Wぐらいらしいので、エアコンをかけるより、電力消費も少なく、部屋も乾燥しない。
湯気が撮れないと、おいしそうに写らないよう。
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