++ 記憶の中へ
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■ 児童デイ見学・・・再び 2006年06月24日(土)
 ネットで見つけたとある児童デイサービス。
 一緒に探していた友人が問い合わせてみると送迎もやってくれると言う。そこで、早速子ども達を連れて見学に行ってきた。
 
 そこは、静かな住宅街の中のおしゃれな一軒家。

 普通の家で言うリビングルームと続きの和室、リビングに面したカウンター式のキッチン・・・先日見学したところはデイサービスをやるために建てた施設というイメージがあったが、ここは居心地の良い家庭的な雰囲気がある。

 が、逆にそれが「よその家に来た?」と思ったのか、子ども達は和室に入ったきり、指導員さんと先に来ていた2人の子どもたちのいるリビングに入っていけない。

 海渡たちがまず馴染めないと話しにならないので、ちょっと不安を感じたが、とりあえず話を聞くことにした。

 送迎はもちろん問題なし、曜日も選べる、土曜日も夏休みも朝から夕方までOK、遊ぶだけでなく創作的活動、料理、自立活動、社会適応訓練、リトミックなどなど、移動介護だけではやれないことをやってくださる。なんてありがたい・・・・

 何より、4月に立ち上げたばかりということで、指導員さんたちに未来に向けての熱意と期待感をものすごく感じる。
 ゆくゆくは中学生、高校生も受け入れるようにして、就労に向けての支援もやっていきたいということで、小学校を卒業するまでの3年間しか通えない、その先はまたあっちこっち探さないといけないと思っていた私と友人は身を乗り出して、「本当ですか?」(苦笑)

 また、話をしてくれた方の従兄弟が偶然にもダウン症ということで、より親身に話を聞いてくれたのが嬉しかった。やっぱり身内に同じ障害を持った人がいるということはぐーーんとお互いの距離が縮まったような親近感を持つ。

 とりあえず、私は児童デイの申請(役所で事業所が決まっていないと出せないと言われていた)を急遽しなくては。

 話を終えて1階へ戻ると、子ども達はすっかり指導員さんや先にいた2人の男の子とも馴染んでいて、ブロックで遊んでいた。「さあ帰るよ」と言ってもなかなか動こうとしないほど楽しいらしく、

「また、来ようね」

と前回の見学の時には言わなかった言葉を言うと、素直に立ち上がった。できれば、週1日か2日と毎週土曜日を来れるようにして、その後の夏休みにつなげていければいいなぁ。

 男性と女性の指導員さんも、子どもたちに自然に触れ合ったり言葉をかけたりしていて、いい感じ。

 大好きな場所になるといいね、海渡。





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