++ 記憶の中へ
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■ 海渡語翻訳機がほしい 2006年01月31日(火)
 日曜日のお昼ごはんの最中、海渡が突然

「かあさん 見て シンブンテ!」


 自分の目の前のテーブルを指差して言いました。

 「シンブンテ?」

 「これこれ、シンブンテみたい」

 指差しているのは、食べこぼしたご飯粒とカレーの中に入っていたお肉の小さなカケラ。
 それが、海渡には「シンブンテ」に見えるらしいのですが、その「シンブンテ」が何なのか皆目見当がつきません。

 「新聞紙を敷いてほしいの?」

 「違う!」

 「シンブンテって何?」

 「ほら、シンブンテみたい。こう!」

と言いながら、なぜかガッツポーズ・・・・・(ますます意味不明)

 「シンブンテ、シンブンテ?? お姉ちゃん、分かる?」

 「うーーーん、ポケモンのこと?」

 「そう! ポケモン シンブンテみたい!」

 「ポケモンにシンブンテなんてあったっけ??」

 そこで、ポケモン図鑑を持ってきて海渡にどれのことか選ばせてみたら・・・・

 「イシツブテ」のことでした。

 イシツブテ・・・シンブンテ・・・・そう言われてみれば・・・・
 確かにガッツポーズしている・・・・・

 わかってもらえた海渡はすっきりしたのか、残りのカレーライスをぱくぱく。

 ダウン症にしては発音がいいほうだと言われている海渡ですが、時々どうしても言っている言葉がわからないことがあります。

 今日は、わかってよかった(^^;)




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