年末、あまりに海渡がおもちゃや絵本の片づけをしないことに腹が立って、海渡の目の前でおもちゃや絵本を半分くらい捨てた。
残ったのは、それぞれが収納用のカゴにちょうど入る分量だけ。
あーーー、スッキリした。 ←鬼母
どんどんゴミ用ビニール袋におもちゃを入れる母に圧倒されたのか、怖かったのか、海渡は無言で見ていただけだった。いつもなら紐で縛った古い絵本をまた、こっそり取りに来るのにこのときは、何もしなかった。
数日後、中3の姉が言った。
「海ちゃんがね、あたしの部屋に来て、横に座って 『かあさん おもちゃ すてた、絵本しばって すてちゃったの・・・』 って悲しそうに言ってたよ。だから 『それは、海ちゃんがちゃんとお片づけしなかったからでしょ?』 って言ったら、涙こぼしてた。」
よっぽどこたえたらしい、姉に愚痴るなんて(苦笑) でも、それ以来、なんと海渡はおもちゃや絵本の片付けをするようになったのだ。
収納する箱やカゴにちょうど入る分量だけ残したのと、絵本はここ、ぬいぐるみはここ、ポケモンはここ、と決めたので片付けやすくなったのも良かったのかもしれない。
小学校でもこの影響からか、先生いわく「お片づけスイッチ」が入りっぱなしで、ロッカーやらいろいろ片付けまくっているらしい・・・・ただ海渡の「おかたづけ」は、物の場所を移動するだけだったりするので、あとでどこに何があるか分からなくなってしまうので、よく見ていないと後々えらい目にあう。
でも、片付けられないのは我が家は家族全員だったりするので、まず親がきちんと整理整頓することを見せないとダメなんだろうなぁ。
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