■ 社会見学 愛・地球博 |
2005年06月03日(金) |
行って来ました。愛・地球博の社会見学。 保護者も付き添いで参加できることになり、10人近くのお父さんやお母さんが一緒でした。 低学年は瀬戸会場なので、ひたすら歩き回るということは無いだろうと思っていたのですが、やっぱりそれなりに歩くのでけっこう疲れました。
まず、瀬戸愛知館で「海上の森(かいしょのもり)」の四季を「特殊映像と世界初の7+1サラウンドシステムで体感するシアター」(公式サイトより引用)で見ました。海上の森のコナラの木を会場に移植する様子や、その木が大地から水を吸い上げる音、カマキリがカマを磨いたり歩く音など、リアルすぎる音を体感してきました。海渡にはこれらの音がちょっと怖かったみたいですが・・・・。この後、県内の小中学生の自然に関する作品が展示してあるギャラリーを見学。
お弁当をはさんで、次に、瀬戸日本観。テーマは、「自然と生きる日本人の知恵・技・こころ〜自然とつながる感性を取り戻そう」。 プロローグとして通された部屋が真っ暗闇で、足元に小さな点々とした光があるだけ。これで海渡は「こわい、こわい」と動かなくなってしまいました。確かに、星座のような足元の小さな光るライトだけで真っ暗闇なのですから、怖いよねぇ。しかも、椅子もなく、ただ狭いなか、立っているしかなく、周りはぐるりと障子のような和紙で取り囲んだ壁(スクリーン)。そのうち花火が上がる音がして壁一面に日本的な色とりどりの映像が映し出されました。海渡は太鼓の音が苦手だったらしく、うずくまったままでした。大人が見るととても綺麗で幻想的な数分間でしたが、海渡には分かりにくかったかもしれません。最後まで座り込んでうずくまっていました(苦笑)
プロローグのあと、別の部屋に通されたのですが、これがまたちょっと変わった部屋で、真ん中に柱に囲まれた舞台があり、それを取り囲むようにすり鉢状に客席があります。壁はやはり和風のスクリーン。ここでも海渡は怖がってしまいました。
上映されたのは、叙事詩劇「一粒の種〜響きあう知恵の記憶、わたしがはじまる。」という台詞を集団で語る「群読」という通路や壁まで会場全体が舞台と言っても良いパフォーマンスでした。初めて見たのですが、最初から最後までただ圧倒されてしまいました。
小学校1年生から3年生が観るにはちょっとテーマが難しくて抽象的すぎるかなぁという気もしました。でも、怖がっていた海渡も耳をふさぎながらも舞台をしっかり観ていました。あとで聞いたら「忍者いた」と言っていました(笑) 確かに役者さんたちはみな、忍者のような格好をしていました(本当は違うけど)。
市民パビリオンでは、地球の模型に触って雲や台風ができる様子を見たり、義手や義足のお話を聞いたりしました。このへんで、海渡はもうぐったり。
海渡には地球博の意味もわかっていないし、内容も難しくて、やっと着いたら真っ暗で怖くて「!」と「?」だらけだったかも。ときどき、座り込んで歩かないこともあったのですが、何とか帰路につけました。安堵〜。
帰宅後は、海渡はすぐに元気復活となったのですが、私のほうが疲労でダウン〜。
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