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■ ヘルパーさんといっしょ 土曜子ども広場へ参加編 その1 2005年05月21日(土)
 地域の公民館で開催される講座「土曜子どもひろば」のうちのひとつ「作って遊ぼうリサイクル工作」にヘルパーさんと参加してもらった。
 この講座は、基本的に小学生の子どもだけが参加するのだけれど、海渡のようなしょうがいのある子どもは一人で参加は難しい。そこでヘルパーさんと一緒に参加してもらって、補助や助言などをお手伝いしてもらうことにした。同じ町内に住む海渡と同じダウン症のユウタ君もヘルパーさんと参加することになり、ふたりとも大喜び。

 当日、海渡の担当に初めて若い男のヘルパーさんがつくことになった。お兄さんと呼びたいくらい若い! できれば工作ではなく、スポーツの相手をしていただきたいほどだ。
 実は、夏休みに向けてダウン症の子どもばかりで活動する計画があり、それが男の子ばかりなので、一人は同性のヘルパーさんが着替えやトイレ介助に必要だということから、男性ヘルパーとの顔合わせの意味もあった。

 今日の男性ヘルパーさんは普段は知的しょうがい者の作業所で指導員をされている方で、児童についても勉強したいということで海渡たちがちょうどいい対象となったようだ。もう、どんどん海渡たちと遊びまくり、観察しまくり、関わりまくって研究してください! そして、海渡たちの将来のために頑張ってください!と口に出して言わないけどそんな気持ち(笑)

 普段は、どちらかと言うと年配の女性ヘルパーばかりだったので、今日は海渡もちょっと照れ気味(なぜ?)

 さて、工作はコマを作ったとかで、ヘルパーさんのお話によると、きちんと先生の説明も聞き、ボクの言うことも真剣に聞いていましたということでどうやらおりこうさんに参加していたらしい。出来上がったコマをユウタ君と楽しそうに回して嬉しそうな笑顔を見せていたとか。

 家に戻ってからも自信満々、得意げに自分で作ったコマを見せてくれた。
 人の話をきちんと聞き、ヘルパーさんの言うことにも耳を傾け、そして自分で作ったという満足感、充実感、とても収穫の多い、充実した一日だった。

 ヘルパーさん、ありがとうございます。



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