++ 記憶の中へ
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■ 家庭訪問 2005年05月13日(金)
 特殊学級の先生と、普通学級の先生と順番に家庭訪問があった。
 普段から連絡帳で学校の中の様子は聞いているので、改めて何かについて話し合うということはないのだけれど、やはり「座り込み」が多発しているようで・・・・(苦笑)

 海渡は、時々座り込んで動かなくなることがある。
 たいてい、海渡なりに原因がある。この間の水族館で言えば、もう一回イルカショーが見たかったというような・・・・

 そういえば、今朝も張り切って朝家を出たのに、ベランダから見たらブランコの下で座り込んでいた。多分、さっきまで他の子が乗っていて、さあ今度は自分の番、というところで出発の時間になってしまったのだと思う。学校では、長い放課のあとなどによく動かなくなるらしい。

 これは、理解が進んで、気持ちの切り替えがスムーズになれば改善されていくのか、言葉がもっと自由にしゃべれるようになったら無くなるのか、私にはさっぱりわからない。大人のダウン症の人にもこういうところはあるらしいので、もしかしたらずっと続くのかなぁと不安になることもある。

 もしかしたら、私の今までの育て方のせいかと思うこともある。
 年の離れたきょうだいの末っ子なので、どうしても甘やかしてしまい、それで頑固さにも磨きが掛かったとか・・・・

 言葉かけや、何かの拍子にさっと立ち上がることもあるので、ただただ頑固だとか、わがままだとか、それだけで片付けたくはないけれど、それでもやっぱり悩みの種だなぁ・・・・・・

 家庭訪問のあいだ、当の海渡はずいぶん居心地が悪かったらしく、私や先生の呼びかけも知らん顔。どうも、海渡は先生が家に来るのは、自分が学校でしてきた悪さを私に言いにきたのだと思っているフシがあるらしく、ゲームするフリをしてしっかり話を聞いている。多分、身に覚えがあるのかもしれない。いや、あるはず。

 それにしても、いろいろ手を煩わせているはずなのに、可愛がってくださっている二人の先生には本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。



 



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