++ 記憶の中へ
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■ 母の日 2005年05月08日(日)
 母の日なのに、母は腹痛で寝込んでおりました。
 昨日の夕食後からお腹が痛くなり、正露丸を飲んできっと明日はよくなると眠ったのですが・・・ダメでした。以前やった胃腸炎に似た症状で、とにかく痛い・・・・・

 腹痛に加えて、めまいと動悸でクラクラふらふら・・・・

 父さんはどうしても抜けられない仕事で夕方までいない、長男も夕方までバイト、長女は午後から友達と約束があるというので午前中だけ海渡をみてもらい、私はひたすら寝るネルねる・・・・・・

 いつまでも起きてこない私に海渡が

「おひさま ぴかぴか もう あさだよ」

と言い、布団をはがそうとします。

「かあさん、おなか いたいの」

と言うと、びっくりした顔になったかと思ったら、今度は哀しそうな顔で

「おなか だいじょぶ? いたい? 」

と心配してくれます。あんまり哀しそうなので

「大丈夫だよ。海ちゃん、お姉ちゃんと遊んでてね」

と言うと、「はい!」とびっきり良いお返事。今度は父さんが

 「海渡、父さん仕事だから 行って来るね。おりこうにしてるんだぞ」

と言うと

「いってっしゃい! 気をつけてね! くるま!」

と珍しく大きな声で父さんを見送っていました。

 とうさんは仕事だし、かあさんは病気で寝てるしで、海渡なりにただならぬ雰囲気を感じ取ったような様子と言葉でした。



 午後になるとだいぶよくなりました。私が起き上がると

「まま おなか だいじょぶ? くすり 飲んでね」

と心配そうに言います。ああ、こんなに心配してくれるのね(泣)

 長女はゲームをしたりはさみ遊びをしたり、海渡とよく遊んでくれました。夕方になって、帰ってきた父さんは夕食を作ってくれるし、バイトに行っていた長男は、母の日だからと私にお寿司を買って来てくれました。

 寝込んでしまったけれど、なんだかとっても幸せな「母の日」でした。

 ありがとう。



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