++ 記憶の中へ
Written by free
Photo by
Designed by caprice*



■ ヘルパーさんといっしょ ボーリング編 2005年05月03日(火)
 ゴールデンウィーク真っ只中。
 飛び石とはいえ、たくさんある休みのうちの二日間、ガイドヘルプをお願いすることにした。海渡と同じダウン症で、幼なじみのユウタ君とそれぞれガイドヘルパーさんをつけて、4人で今日はボーリング、明日は水族館というスケジュール。

  海渡は、ユウタ君とボーリング、水族館に行けると聞いて大喜び。
 交通費や行った先でかかる入場料などはすべて利用者負担ということと(飲食代だけはヘルパーさん自身が支払う)、水族館でお小遣いの中からお土産を買うという体験をさせることになったので、海渡に初めてお財布を買った。

 ついでに、保育園の頃からのミッキーマウスのリュックサックが小さくなったので、デイパックも新調。海渡が選んだのは、赤いデイパックとグリーンのお財布だった。

 今日のボーリング場は、バス停まで歩いて15分ほど、バスに乗って30分ほどかかる。田舎なので、どこへ行くにも車ばかりで、バスにはほとんど乗ったことがないので、これが一番不安だった。

 朝、10時。海渡は買ったばかりの赤いデイパックを背負って、マンション前でヘルパーさんの到着を待っていた。ヘルパーさんを見つけると走り出した(笑)
 細かいスケジュールの確認、お金の入ったお財布の確認、手帳の確認をしていよいよ出発。海渡はもうニコニコ嬉しそうにヘルパーさんと手をつないで歩きだした。しばらく見送って、マンションに入り、5階のベランダからまた見送る。

 赤いデイパックが楽しそうに揺れながら、どんどん小さくなっていく。

 予定としては、2ゲームして、そのあとはファミリーレストランでゆっくりと食事をして、その後またバスで帰るということになっている。

 帰ってきたのは、4時頃だった。
 満足そうな笑顔で、思っていたより元気いっぱい。まだまだ遊べる余力がありそうな感じだった。実は、海渡にとっては、初めてのボーリング。様子をヘルパーさんに聞いてみると、右で投げたり、左で投げたり、抱えて投げたり、海渡なりに試行錯誤しながら、それでも楽しそうだったそうだ。

 ぐずったり、すねたり、わがままを言うこともなく、機嫌よくユウタ君と楽しい時間を過ごしたらしい。ファミレスの帰りには公園で遊ぶというオマケつきだったとか(笑)

 明日は、さらに遠出の水族館。バスと地下鉄を乗り継いで行く。どうなるかなぁ・・・
 




backINDEXnext


My追加