今日で、2年生が終わりました。 この間2年生になって、新しい先生と出会ったばかりだと思ったら、1年の何と早いこと・・・・。
通知表にはこの1年間の海渡の成長の証がぎっしりと書き込まれていました。その中で、特に友達とのかかわりや、2年1組での海渡の行動にやる気と自信が現れていることがわかって、親としては本当に嬉しく思います。
特殊学級にいて、普通学級との関わりがうまくいかなかったりあるいはほとんど無かったら、何のために地域の小学校に入学したのか分からなくなります。幸い海渡の小学校では、普通学級での海渡の存在を大切にしてくれていて、特殊学級で勉強するときはもちろんのこと、普通学級で勉強するときも当たり前のように海渡の居場所があり、みんながそれを自然なことと意識してくれていることを本当に嬉しく思います。
通知表によると放課になると、自分からボールを持って友達の輪の中にはいっていったり、給食の準備も意欲的に取り組んで友達に教えてあげたりしているそうです。
また、先日の学級懇談会で、普通学級の先生が
「クラスのお友達は、海ちゃんが自分から人の嫌がることを言ったり、したりしないことを知っていて、それがクラス全体に良い影響になる」
ということをお話してくださったり、ある保護者の方が
「家族でダウン症の子が出ているテレビを見ていたとき、下の子の疑問に娘(海渡の同級生)が「大丈夫、お友達になれるよ」と答えていて、子どもってすごいなぁと思った」
とおっしゃって、一緒に過ごすことの大切さを改めて知ったと同時に、こんな環境を整えてくださった学校や先生方に対して感謝の気持ちでいっぱいです。
さらに、来年度の新1年生に特殊学級に入る子がいなかった場合は、3年生の教室の場所が今までと違う棟の校舎になることに対応して、特殊学級の教室の移動も考えてくださっているということで、3年生に進級するにあたって一番心配していた「3年1組と特殊学級が距離的に離れてしまう」ことに対する不安も少し解消しました。
特殊学級の教室を移動できない場合でも、海渡のランドセルなどの置き場所を今までの特殊学級から3年1組のロッカーに置いて、特殊学級には算数と国語だけ教科書を持って移動するということもできるお話を以前聞いているので、教室が移動できればそれが一番嬉しいけれど、ランドセルの置き場所を3年1組に移してもらえるだけでも全然違うと思うのでそれはそれで嬉しいことです。
ただ、3年生になると多分普通学級の担任の先生が変ると思うので、どの先生になるかが気がかりですが・・・でも、どの先生も海渡のことはよくご存知だし、海渡もどの先生のこともよく分かっているので大丈夫だと思っています。でも、今までの普通学級の先生の異動が無いといいんだけど・・・・
海渡に「3年生になったら○○先生変るんだよ。3年生はどの先生がいい?」と聞いたら、図工の時に補助に入ってくださる講師の先生の名前や、オーストラリア人の英語の先生の名前が出てきました。
「うーん、担任になってくれると嬉しいけど・・・ちょっと難しいなぁ、他にはどの先生がいい?」
と聞くと海渡の口から出てきた先生は
「こうちょうせんせ」
校長先生もちょっと無理かなぁ(笑) どの先生が担任か、楽しみだね。
最後に1年、2年と担任してくださった普通学級の先生、2年間ありがとうございました。そして、特殊学級の先生、来年度もどうぞよろしくお願いします。
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