■ 運動会のときのこと |
2004年09月26日(日) |
運動会の日、1年生のときの海渡の担任(特学)だった先生が見に来てくれていました。海渡が大好きだった先生です。
私が挨拶に行くと、海渡の成長振りにびっくりされていてものすごく嬉しそうでした。そのときの話の中でのことです。今現在その先生は中学校に赴任されているのですが、
「うちの中学にもダウン症の子がいるけどね、(中学での様子を)見ていて、海ちゃんは本当にみんなに可愛がられてるなぁと思うよ」
と言いました。
一瞬、考えてしまいました。 その子も中学で可愛がられているよ・・・じゃない。 その子に比べて海ちゃんはみんなに可愛がられているよ・・・ということ。 じゃあ、その中学のダウン症の子は学校の中でどんな風に扱われているんんだろう、どんな風に思われているんだろう・・・・
一瞬、いろんな想像をしてしまって、何と言っていいのか分かりませんでした。
中学ともなると、回りの子はもう面倒見たり可愛がってくれなくなるのは当然のことなのかもしれません。複数の小学校から生徒が集まるので、中にはダウン症のことを知らない子もいるのかもしれません。
海渡がこのまま地域の中学校に上がったとき、みんなとどういう関係を持てるのかは、この小学校での6年間の過ごし方次第だと思うのですが、それでも中学校というのはやっぱり小学校と違って厳しいものがあるのかな・・・・
ちょっと切なくなった一瞬でした。
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