先生によって通知表がこんなに違うとは思ってもみなかった。 昨年は、通知表を開くと左側に紙が一枚貼ってあって、各教科の所見が書かれていて、右側は真っ白という通知表だった。あらかじめ「右側には何も書いてませんから」というのは聞いていたけれど、実際見てみるとちょっぴり淋しいものだった。この真っ白な右側に何かほんの少し、書いてくれれば・・・・と思ったものだった。先生のマメさとか性格もあるんでしょうね。
今年の通知表は、左側は教科の所見(教科数が少なくなっていたが)なのは変わりないけれど、右側にもいろいろな項目があり、何より身辺自立に対する達成度の欄があったのが嬉しかった。まだ○がつく項目が少なかったけれど、どういう身辺自立に関する遅れがあるかよくわかってありがたかった。
それから、今年は夏休みの宿題が出た。 昨年は期待に反して何もなかったので、40日間遊んでいるわけにもいかず、ドリルやワークを私と夫で選んで買ってやらせ、それを始業式に提出した。先生から何かコメントがあるかと思ったが、サインも何もなく、やっぱりちょっぴり淋しい思いをした。
今年の宿題は、先生がワークなどから選んでコピーして、海渡用に表紙を作って閉じてくださったものだった。自分専用というのが嬉しいらしく、また表紙のスイカを食べている男の子のイラストが気に入ったようで、ニコニコ笑顔で見せてくれた。
そして、朝「○○先生の宿題やるよ」というと、張り切って取り組んでくれている(今のところ)。私が買い与えたワークよりも、先生が作ってくれた宿題のほうがそれは嬉しいでしょう。先生が○付けもしてくれることを知っているので、提出する楽しみもあるのだと思う。
子どものやる気は、こういう風に生まれるんだなぁとあらためて思う。
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