++ 記憶の中へ
Written by free
Photo by
Designed by caprice*



■ 将来の夢 2004年07月13日(火)
 暑さを避けて夕方公園へ遊びに出た海渡を、6時過ぎに迎えに行った。
 固定されたゆりかごに乗っていたのは、海渡と同じクラスの男の子3人。
 話をしているうちに海渡の兄のことから高校の話になり、男の子の一人が

「ボク、もうどこの高校行くか、決めてあるんだ」

と言う。小学2年生で?びっくりしてどこの高校?と聞くと

「愛工大名電!」

ときっぱり(笑) そう、ここは野球王国愛知(笑)

「そうか、野球やりたいんだね、イチローも出てるしね名電」

「うん。中京もあるけどさ」

 そうかぁ、もう将来の夢を持って、進路まで考えている子もいるんだ。

 昔、海渡がまだ赤ちゃんだった頃、ケーキ屋さんになるのが夢だと言っていた長女に

「ケーキ屋さんになったら、海ちゃんを助手にしてあげてね」

と冗談交じりで言ったことがある。そうしたら、当時幼稚園年長か小学校1年生くらいだった長女に

「なんで? 海ちゃんは自分がやりたいことは自分で決めるよ!」

と言われて、ハッとしたことを覚えている。

 自分がやりたいことは自分で決める。
 自分の夢は自分で決める。

 そうだよねぇ。海渡には海渡の夢があるんだよね、親が勝手に決めてはいけないし、逆に可能性を摘むようなことをしてもいけない。

 海渡の夢はなんなのだろう・・・・・今の海渡からは全く想像がつかないけれど、いつの日か、海渡が何になりたいと言っても「叶うといいね」と言ってあげたい。



backINDEXnext


My追加