++ 記憶の中へ
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■ 海ちゃんの分 2004年07月03日(土)
 土曜日の午後、海渡と私とお父さんだけで出かけることになりました。
 上の子たちの3時のおやつ用に冷蔵庫にシュークリームが入っていたのですが、夕方帰宅してみたら、シュークリームが2個残っていました。

 パックにシュークリームは6個入っていました。海渡がいたら、当然シュークリームは一人2つずつ。でも、海渡は私たちと出かけたのだから、3つずつ食べてしまっても良かったのに、海ちゃんの分と上の子たちが残しておいてくれたのでした。

 夕食のとき、

「どっちが(兄と姉)、海ちゃんの分も残しておこうと言ったの?」

と聞いたら、娘が

「お兄ちゃん」

と言いました。

 やっぱりな、と私(笑) 

 普段、娘は海渡のことをよく可愛がってくれて遊んでくれるけれど、けっこうドライな面があります。こういう場合、海渡の分まで残しておこうとはあまり考えないタイプです。どうせ、どっかでもっといい物食べてるよと思うらしいのです。(それは結構当たっていますが)

 長男は、普段は海渡の相手をわざわざすることはないけれど、こういうときは「海ちゃんの分」を必ず残しておいてくれます。何を分けるにしても、長男は3人分均等に分けます。自分は年上だとか、体が大きいから取り分も多いはずだとかは決して考えません。必ず、3等分。ちなみに、娘は自分の分がなくなると、海渡の分を狙うとんでもないヤツです。

 良かったね、海ちゃん、優しい兄ちゃんがいて・・・・・。
 



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