++ 記憶の中へ
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■ もうすぐプール 2004年06月13日(日)
 海渡とお風呂に入っているとき、何気なく

「海ちゃん、もうすぐ学校でプールが始まるよ」

と言ったときだった。一瞬、びっくりしたように目をまん丸にしたかと思ったら、まじめな顔で、身振り手振りを交えて一生懸命片言でしゃべりだした。

「お姉ちゃん ゴシゴシ した」(モップ?でゴシゴシみがくまね)

「※※せんせい ジャーー」(ホースを持って水をまくまね)

「あし ちゅぶたい」(右足をあげて指差して)

「あし ちゅぶたい」(今度は、左足をあげて指差して)

 そして、わかった?とでも伺うかのように、じっと私の顔を見る。

「そうか、上級生のお姉ちゃんがプールをゴシゴシ洗って、※※先生(特学の先生)がホースでお水をジャーってまいて、海ちゃんの足にお水がかかって冷たかったんだね」

「うん!!」

 よほど、プール掃除が楽しかったのだろう。こんなに一生懸命お話してくれるのは珍しいので、真剣に聞き漏らすまいと全神経を耳に集中して聞いていた(笑) 

 翌日、連絡帳でこの話を書くと、先生から「その通りです!」と返事があり、「海渡くん、プール好き?」と聞いたら「うん!」と大きな返事が返ってきたそうだ。

 もうすぐプール開きだ。待ち遠しいね。





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