海渡とお風呂に入っているとき、何気なく
「海ちゃん、もうすぐ学校でプールが始まるよ」
と言ったときだった。一瞬、びっくりしたように目をまん丸にしたかと思ったら、まじめな顔で、身振り手振りを交えて一生懸命片言でしゃべりだした。
「お姉ちゃん ゴシゴシ した」(モップ?でゴシゴシみがくまね)
「※※せんせい ジャーー」(ホースを持って水をまくまね)
「あし ちゅぶたい」(右足をあげて指差して)
「あし ちゅぶたい」(今度は、左足をあげて指差して)
そして、わかった?とでも伺うかのように、じっと私の顔を見る。
「そうか、上級生のお姉ちゃんがプールをゴシゴシ洗って、※※先生(特学の先生)がホースでお水をジャーってまいて、海ちゃんの足にお水がかかって冷たかったんだね」
「うん!!」
よほど、プール掃除が楽しかったのだろう。こんなに一生懸命お話してくれるのは珍しいので、真剣に聞き漏らすまいと全神経を耳に集中して聞いていた(笑)
翌日、連絡帳でこの話を書くと、先生から「その通りです!」と返事があり、「海渡くん、プール好き?」と聞いたら「うん!」と大きな返事が返ってきたそうだ。
もうすぐプール開きだ。待ち遠しいね。
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