++ 記憶の中へ
Written by free
Photo by
Designed by caprice*



■ 誤飲その後 2004年05月14日(金)
 きのう一日微熱もなく元気だったので、今日から登校しました。
 結局、一番具合が悪そうだったのは、やはりシロップを飲んでからの数時間でした。多分、あれは大人の風邪薬に睡眠剤が入っているように、眠りを促す薬だったんでしょう。飲んで多分30分くらいで眠ってしまったし、目が覚めてからもまるで麻酔から覚めたあとのようにボーっとしていたし、昼寝したのに夜は7時半に眠ってしまったし・・・・。

 昨日、たまたま知人が所用で訪ねてきて誤飲の話になったのですが、彼女の子どもは重度の自閉症なんですが、中学生のとき大人の瓶入りの風邪薬の錠剤を3分の2誤飲したことがあって胃洗浄に走ったことがあるそうです。こうなると命にかかわってくるので、本当に誤飲は恐ろしいと思いました。

 海渡はようやくシロップを全部飲んだことを告白しました。

 「だって はくちょん した」

ということらしいです。くしゃみが出たから、薬を飲んだということらしいです。それなら何で、わざわざお兄ちゃんの部屋へこっそり持っていって飲んだのかという疑問が残りますが、このへんはやはり黙って全部飲んじゃいけないということがわずかながらでも知っていたのではないかと思います。

 要するに、確信犯じゃないか・・・・

 こうなると、きちんと冷蔵庫にしまっても、遅かれ早かれこういうことをしたかもしれないなぁと思うようになりました。
 それにしても、苦い粉薬は飲まずに甘いシロップだけ飲んだところをみると、薬はやっぱりほどほどに苦いほうがいいんでしょうね。

 余談ですが、ネットで「誤飲」を調べていて知ったのですが、欧米では幼児用の飲み薬の容器に、日本のようにアニメや可愛らしいキャラクターが使われていることはまずないそうです。あれでは、子どもに「飲んでいいよ」と言っているようなものだそうな。さらに、大人は子どもの前で安易に薬を飲むところを見せないそうです。真似するからでしょうね。

 先の自閉症の子どもを持つ知人は、家中の薬は全部鍵付きのロッカーにしまい、その鍵は自分が肌身離さず持っていたそうです。海渡の場合、苦い錠剤は飲まなくても糖衣錠だと危ないからやっぱりこれくらいしないといけないのかも。



backINDEXnext


My追加