++ 記憶の中へ
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■ 猫とランドセル 2004年05月11日(火)
 今朝、飼っている猫のルフィ(2歳メス)が、リビングに置いてある海渡のランドセルで爪とぎをしてくれた(泣)

 バリバリっという音と、お父さんの叱り声が聞こえたのは、私がベランダで布団を干しているほんの数分の間のこと。
 あわてて見に行くと、青いランドセルにはルフィの爪がくい込んでできた穴が点々と開いている。まだあと5年使うのに〜!

 ミニテーブルの下に潜り込んだルフィを覗き込んで「こらっ!」と叱り、小言を言うだけではおさまらず、頭をポンと叩いたら隣の部屋から海渡が起きてきた。

「見て、ルフィが海ちゃんのランドセル、こんなにしちゃったよ」

とランドセルを見せた。海渡は、じっとランドセルを見つめていたけれど、まだ眠いのかボーっとしている。「ほら、海ちゃんも もうしちゃだめだよってルフィに言って」とルフィを抱きかかえて海渡の前に差し出した。

 海渡は今度はルフィをじっと見つめて、ニッコリ微笑むと頭を撫でた。

 海渡は絶対、猫を怒らない。私が叱っていると「かわいそう」と言って涙ぐんだりするのだ。自分のランドセルに傷をつけられても、叱るのはかわいそうだと思うらしい。

 私が「もう爪とぎされないようにしなくちゃね」とランドセルの上にぬいぐるみを乗せてみたり、絵本を乗せたりしていたら、海渡が絵本をどかして、ランドセルを裏返しにした。

 あ・・・・
 そうか、裏返しに置いておけばいいのね・・・・(^^;)




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