++ 記憶の中へ
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■ 抜歯 2004年05月08日(土)
 学校の歯科検診で、虫歯ゼロという結果をもらったのだけれど、癒合歯があるのでレントゲンを撮ったほうがいいというアドバイスを受け、歯科へ連れていった。

 診てもらったら、癒合歯ではなかった。
 でも、2年前に一度はグラグラになって、抜けるかと思ったのになぜか抜けずに隣の歯とくっついてしまっている。とりあえずレントゲンを撮ったら、もうその乳歯の奥に出られない状態の大きな永久歯がある。このままでは歯並びに影響してくるので抜きましょうということになってしまった。

 え?また来るの?面倒だなぁと思っていたら、その場で抜くことに(汗)
麻酔の注射器が出てきたときは、思わず後ずさりしてしまった。そして、その注射している時間の長いこと長いこと。その間、海渡は泣いたり暴れたりせず、ただただじっと我慢していた。でも、相当緊張していたらしく、先生が

「肩の力を抜いて、楽にしてください」

と言っていた。でも、海渡にはきっと意味わかってない(笑)

 その後、銀色に光るペンチが出てきたときには、私はもう見ていられなかった。親知らずを抜いたことがあり、抜歯がどれほど大変か知っているので、この先どうなるのか考えただけでも恐ろしい・・・・ところが、もともとぐらついていた乳歯だったからか、すぐに歯は抜けたらしく目の前にあったトレーの上に小さな歯がコロンと置かれた。

 あっという間に抜歯は終わった。
 抜けたところは大きな真っ赤な穴が開いている。
 解放された海渡はふーっと大きな溜息を肩でついて、血に染まったガーゼをかみながら、ニッと笑った。ちょっと、怖い・・・(汗)

 その後、家に戻って海渡は歯を抜く様子を

「シュポコーン て ぬけた」

と身振り手振りを交えて語ってくれました(笑)
 



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