■ さよならの向こう側 |
2004年04月08日(木) |
今日、離任式ということで、海渡の前の先生と会える最後のチャンス。 朝海渡を学校へ送ったときに、廊下で2年1組の担任の先生(1年のときの持ち上がりでした)と、やっぱり異動になってしまった養護の先生に会った。
異動する○○先生、新しい先生に校務の仕事の引継ぎをしないといけないのに、それよりも「海ちゃんは・・・海ちゃんは・・・」と海渡の話ばかりしていたらしい。少しでもたくさん、海渡のことを伝えておきたかったんだろうか。 その話を聞いて、あらためて本当にいなくなってしまうんだと感じた。
校長室で海渡と数人のお友達といっしょに○○先生とお会いした。お友達が「海ちゃんね、昨日言うこときかなかったときに、おりこうさんにしたら明日○○先生に会えるよって言ったら、言うこときいてくれたよ」と言った。先生は「そうかそうか」と笑いながら海渡のほっぺをはさんで「新しい先生の言うことよくきけよ」と・・・・。
学校から戻ってきた海渡の連絡帳には、1組の担任の先生が離任式の様子を書いてくださっていた。海渡は先生に首飾りをかけてあげたそうだ。そして、○○先生は全校生徒に
「海ちゃんをよろしく」
とお話されたんだそうだ。 そんな話をされるとは夢にも思っていなかったので、驚いて、何だかいろんな思いでいっぱいになった。
いろんなことがあったけど、先生なりに精一杯海渡のことを思い、考えてくれたんだと、あらためて気付いた。
1年間、きっとたくさん迷惑をかけ、困らせ、手を焼かせてきたはずなのに、最後の最後で先生の海渡を思う深い気持ちに触れることができて、海渡はものすごく幸せな1年間を過ごすことが出来たんだなぁと・・・・。
どこかで会ったらまたいつものように「よぉ、海渡」と声をかけてやってください、先生。 ありがとうございました・・・・・
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