++ 記憶の中へ
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■ 3度目は・・・・ 2003年09月19日(金)
 
 昨日、通学班とともにひとりで登校した(と思っている)海渡ですが、今日はどうかな???

 今朝7時半、朝食を食べ終えた海渡がカセットデッキにビデオテープをセットしようとしていました。あと20分あるとはいえビデオの途中ですんなり動くとも思えないので、

「海ちゃん、もう公園(集合場所)へ行く? 今日はどうする?ひとりで行くの?」

と聞いてみました。すると「いく!」と言って立ち上がり、すでに玄関へ。まだ準備の出来てなかった私は、あわてて「あとですぐ行くから先に行っててね」と言いました。すると、たまたま出勤するお父さんが「じゃあ、お父さんと一緒に公園へ行こうか」と助け舟を出してくれました。ところが、

「海ちゃんは、ひとりでいくの」

と指を一本立てて言ったかと思うと、あっけにとられる父と母を残して飛び出して行きました。

 お父さんがすぐ後を追って公園までついていき、その後私が降りてバトンタッチしたのですが、お父さんによると外へ出るやいなや持っていた体操服の入った袋をぼとんと落として拾わずに走って行ってしまったそうです。

 体操服、いらないと思ったのか、気づかなかったのかはわかりません。ダウン症の海渡は指の筋肉が弱いので、公園へ行くことに夢中になって落としたことに気づかなかったのかもしれないし・・・いらんと思ったのかも?

 お父さんが行ってしまって、公園には私と海渡だけになりました。
 固定されたゆりかご型の遊具に向かい合ってすわり、おしゃべりしました。

「お弁当は何がいい?」

「おいぎりとぉ、ウインナー!」

「そか、おにぎりとウインナーね」

「タコさん」

「そか、タコさんウインナーね」

「うん!」満面の笑顔。

 子供たちが、少しずつ増えてきました。
 しばらく遊んで、出発の時間になって、もう一度

「今日はどうするの?お母さん帰っていい?」

と聞くと・・・・

「ママと・・・いっしょ・・・」

 どうやら、今日は一緒がいいそうです。一緒に遊んでいるうちに、ちょっと甘え心がでちゃったかな(笑)






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