++ 記憶の中へ
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■ 朝から雷一発 2003年09月08日(月)
 
 月曜日は荷物がいっぱい。
 ランドセル、水筒に加えて、上履きの袋、体操服の袋、歯磨き用のコップ袋、今日はそれに先週持たせ忘れた鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)という大きな荷物があります。
 全部持ちきれないので、久しぶりに教室まで行こうかな・・・と下駄箱のところまで一緒に行きました。すると、海渡は上履きに履き替えると、いつもならさっさと自分だけ行ってしまうのに、今日は私の持っている荷物を全部受け取り、「じゃね」とでも言うような顔をします。

 おお、ここでもこんなに成長したのね、としばし感動した私。

 じゃ、本人の気持ちを汲んでここで帰ろうかな・・・と思ったのですが、そのとき、先日、特学の先生から、朝の荷物を上級生にまかせてしまって自分では片付けないという電話をもらったことを思い出しました。
 急に不安に駆られ海渡の後をそっと追うと・・・・

 なんと、1年生の手前の2年生の教室の前で自分の荷物を全部山のように置き去りにして、手ぶらで歩いていく海渡がいるではありませんか!

 ここで、母怒り爆発! 「海渡っ!!」 と一発雷。

 びっくりした海渡が振り向き、私の姿を見るとあわてて戻ってきて、自分の荷物を引きずるようにして持って行こうとしています。

 「全部持ちなさい! どうしてこんなことするの! 自分の荷物はどこへしまうの?!」

 海渡はあわてて、自分のロッカーへ荷物をしまいだしました。
 私がランドセルから提出物を取り出して「これを先生に渡してきて」と袋を持たせると、海渡は隣の1組の教室へ走って行きました。

 後を追うと、海渡は先生に袋を渡すとなぜか私のほうへは戻ってこず、教室の一番後ろへ走っていきます。私が今あったことを先生に話すと思ったのでしょう。正解。先生にことの始終を話すと、海渡は後ろで「やっぱり」という顔をしています。でも顔は笑っている。

 荷物を自分のロッカーの前に置いて、中にしまわないとかなら分かるけど、なんで2年生の教室の前にご丁寧に山にして置いていくのか・・・・要領がいいというか、図々しいと言うか・・・・


 帰宅した海渡に「朝、荷物はちゃんと自分のロッカーにしまわないとダメだよ」ともう一度言いました。海渡は急に神妙な顔つきになって「はーい」と言いました。

 わかってるのかなぁ、本当に。

 



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