++ 記憶の中へ
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■ ともだちの輪 2003年06月29日(日)

 日曜日の午前10時、ピンポ〜ン。
 誰かと思ったら海渡のクラスメートの男の子ふたりでした。

「海ちゃん、遊べる?」
「あそぶ! あそぶ!」

 ちょくちょく遊びに来てくれるT君と初めて来てくれたM君。海渡は大喜びでお友だちを部屋へ招きいれました。

 こんなときは本当に地域の小学校へ入れて良かったと心から思います。
 もし、遠方の養護学校へ入学すれば地域の同じ年頃の子供達はこうして遊びには来てくれないだろうし、海渡の名前すら覚えてもらえないかもしれません。養護学校にはハンディに合わせてきめ細かくフォローしてもらえるという良いところがあるのですが、地域から離れてしまうことはどうしても残念です。

 お昼にお友達が帰って昼食を食べているとき、「海ちゃん、お友だち来てくれたね」と言うと、海渡は本当に嬉しそうな笑顔を見せて

「〇〇君とぉ、〇〇君、ふたぁり、きた」

と指を2本立てて言いました。家でお兄ちゃんやお姉ちゃん、あるいは一人で遊んでいるときよりも、数倍も十数倍も嬉しそうな表情の海渡。

 親は友達の代わりにはなれないと言いますが、まさに海渡の笑顔がそれを物語っているようです。

 その後、午前中来てくれたM君が、今度は上級生の男の子を連れてまたまた遊びに来てくれました。友達の友達は友達・・・というところでしょうか。M君とその上級生は縦割り活動のときに一緒だそうで、横つながりと同様、縦にもどんどん友達の輪が広がりそうです。

  




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