++ 記憶の中へ
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■ すごく、いたい@海渡 2003年06月09日(月)
 
 おでこ4針縫った海渡は、毎日消毒のために外科へ通っています。
 消毒自体は痛くなさそうですが、ガーゼを留めてあるテープにひたいの生え際の産毛がくっついて、はがすときに相当痛いみたいです。毎回テープをはがすときは歯を食いしばり「いたたた・・・」とつぶやく海渡。

 でも、泣いたり、動いたり、ましてや逃げたりしない、本当に我慢してじっとしてくれます。こういうときの海渡は、驚くほどしっかりしています。虫歯の治療、予防注射、一度も泣いたり嫌がったりしたことがありません。

 教室へ戻るのがイヤで駄々をこねたり、ちょっとしたことで固まって動かなくなる頑固な海渡とは全く別人のように、物分りがよく、立派です。いったいどっちがホントの海渡なの?と聞きたいくらい。

 それでも、一応家では「病院へ行くよ」と言うと「やだ!」と言います。
 「おでこもっと痛くなるから、お薬つけないといけないの」と言っても「やだ!」です。「テープはがすとき、痛い?」と聞いたら

「すごく、いたい」

 私、びっくりしました。だって、「すごく」という言葉を使ったのが初めてだったから(笑) そうか、よっぽど痛いんだ。今まで使ったことがない言葉を覚えてしまったくらい、痛いんだ。

 でも、だからと言って行かないわけにはいかないので、「ジュース買ってあげるからね」とモノで釣って毎日連れて行ってます。

 今日は、私がどうしても仕事で連れていく時間がなかったので、実家の母に頼みました。病院を嫌がっていた海渡もおばあちゃんにイイとこ見せようと張り切って出かけました(こういうところは扱いやすい)。

 病院でジュースをねだられたおばあちゃん、海渡が指差す「CCレモン」を確認してその番号と「決定」を押したのに、

「出てきたのは牛乳だったよ。」

 番号押し間違えたんだよ、お母さん。

「でも、海渡は美味しそうに飲んでたよ」

 良かったね、泣かれたり、怒ったりしなくて。
 もちろん、テープをはがすときも、がんばって我慢したそうです。


 



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