++ 記憶の中へ
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■ ささやかな特権 2003年05月24日(土)
 
 昨日丸一日熱がなく、今朝も元気に目覚めた海渡。
 風邪で39度も熱があったとは思えないほど元気です。咳もないし、鼻水もないので本等に風邪だったのかと思うほどの回復振り。

 元気を取り戻した海渡は、朝からどこかへ出かけたくてうずうずしていて、独り言のように「シーパー、シーパー」(休日によく出かける大型スーパーのこと)とつぶやいては、私やお父さんのほうをチラッと見ていたりします。

 「じゃあ、お昼ご飯食べてから出かけようね」

のひと言で、「やったあ!」とガッツポーズ。

 お昼の仕度ができたので海渡に「お兄ちゃんとお姉ちゃんにご飯だよって言っておいで」と言うと、「はーい」と返事をしながらリビングを飛び出していきました。ところが、お姉ちゃんはすぐ来たのに、お兄ちゃんがなかなか来ません。

「海ちゃん、お兄ちゃんにご飯だよって言った?」と聞くと

「言ったよ!」

と速攻で返事が返ってきました。その言い方が、ちゃんと言われたとおりに言ってきたのに、なんだよ!っていう感情がこもっていて、お兄ちゃんを除く全員が大笑いしてしまいました。

「なんか、今の言い方って、フツーの子みたい」

っていうことなんですね。普通の子っていうのも変ですが、生意気ざかりのごくフツーの6歳のオトコノコが唇尖らせて親に文句言っているみたいで、

「ああ、海ちゃんもこんな言い方できるようになったんだね」

って、私もお父さんも、お姉ちゃんも海渡の小さな成長?を同時に思ったわけです(笑)

「でも、海ちゃんが言うと可愛い!」とお姉ちゃん。

 海渡が生意気な口を利いただけで、家族中がハッピーになれるというのも障害児をもった家族のささやかな幸せ、いえ特権かもしれません。

 何も知らないお兄ちゃんがのっそり現われて、お昼ご飯になりこの話はおしまいです。
 お昼ごはんを食べてから海渡のリクエスト通り大型スーパーに行き、マクドナルドでハッピーセットを食べて、ご機嫌の海渡でした。




 



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