昨夜は疲れたのか、夕食後に眠ってしまった海渡。そのためか、今朝は6時40分に起きました。でも、あまり寝起きがよろしくないようで、顔を洗うのもトイレも着替えも拒否(^^;;)
朝食のうどんで気を取り直しましたが、本当に学校へ行く気になったのは出かけるギリギリのとき。今日は、お父さんがついていってくれるということで嬉しかったのか、あんなにぐずぐずしていたのに玄関ではニコニコしながら「い〜ねんせい(1年生)」と言いながら出かけていきました。
これから毎朝こんな調子かと思うとちょっと気が重いです(ため息)。小学校へ行くことは分かっていながら、なかなかエンジンがかからないようです。面白いテレビが始まるともう他のことができなくなってしまうし、その気にならないと何にもとりかかろうとしないのです。保育園のときもそうでしたが、甘えなんでしょうか。
今日は橋には先生が来ていなかったので、お父さんは学校までついて行ったそうです。一年生の靴箱に連れていくと、自分で靴から上履きに履き替え、廊下を歩き、一つ一つ教室を覗いて行って、まるで
「ボクの教室はここじゃない、ここもちがう」
と確かめているようだったそうです。やっと一番奥の1年1組につくと(本当はその手前に特殊学級があるのですが)自分の机に腰かけて、ランドセルをおろしたそうで、ここまで見届けてお父さんは帰ってきました。
海渡が学校へ行っている間私はかかえている急ぎの仕事をして、11時40分ごろに橋まで迎えにいきました。小さな橋の手前のフェンスぞいに他の1年生のお母さんも来ていました。フェンスと小さな川を挟んだ向こう側から小学生の集団がぞろぞろとでも、整然と並んできちんと右側を歩いてきました。
みんなきちんと並んで歩いてるんだ……感心しながら見ていると、なにやら見慣れた上着とズボンのオトコノコが道の左端を歩いています。その横には上級生らしい女の子がついています。
か、海渡だ……。一人だけ左側あるいてる……。しかも、何か見つけては立ち止まり、ぴょんぴょんはねてる。そのたびに横のお姉ちゃんは立ち止まっている。
川の向こう側のフェンスにたどり着いたとき、上級生のお姉ちゃんが「あ、お母さんだよ」と言いました。海渡はその声で私を見つけ「ママ!」と叫んだかと思うと、それまでゆっくり歩いていたのが嘘のようにものすごいスピードで走り出し、橋の上を一気に渡ってきました。
「海ちゃん、おかえり」
そういうと、海渡はニコニコの笑顔(でも、鼻水ずるずる)を見せてくれました。上級生の女の子に「ごめんね、海渡のせいで遅くなって」と言うと
「ううん、副班長にみんなで先に行くように頼んでおいたから」
と言いました。どうやら他の子は副班長にまかせて、海渡に付き合ってくれていたようです。きのうは割りと早めに歩いていた海渡ですが、今日はもうマイペースに戻ってしまったのかな。
海渡はごきげんで、
「あらや かいとって、かいたの」
と字を書くしぐさをしました。「名前書いたの?」と聞くと
「かいた。せんせーが、シールはってくれた」
と言いました。「どの先生?」と聞くと、回らない舌で特殊学級の先生の名前を言いました。「そう、面白かった?」とまた聞くと「おもしろかった!」とはっきり答えてくれました。
家に戻ってからもごきげんで、ニコニコです。疲れた様子もなくお昼ごはんをペロリと食べると、「64する!」と言って、ゲームに夢中です。海渡に
「海ちゃん、明日も学校いこうね」と言ったら、元気な声で 「うん、いく!」と答えてくれました。
いったい、朝のぐずぐずはなんだったのかと思うほど、今のところ海渡にとって、学校は楽しいところのようです。
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