++ 記憶の中へ
Written by free
Photo by
Designed by caprice*



■ 長男の高校の入学式 2003年04月03日(木)
 
 今日は、長男の高校の入学式でした。
 おばあちゃんの時間の都合がつかなかったので、海渡をお姉ちゃんに朝8時から昼過ぎの1時頃まで見ていてもらうことにして出かけました。長時間海渡を置いていくことに不安が無いわけではないですが、海渡の相手なら麻梨香はおばあちゃんよりも上手だし、海渡の言うことやることもよくわかっているので、よほどのことが無い限り大丈夫だろうと思ってのことでした。

息子の高校は、電車で約40分ほどかかります。たいてい1度乗り換えますが、うまくいくと乗り換え無しで高校の最寄り駅に着けます。今日乗った電車は乗り換えなしで行ける便でした。時間帯もラッシュの時間帯を過ぎていたせいか、比較的空いていました。そして、窓からは満開の桜が楽しめました。

 私立の高校はどこも今日が入学式なのか、大きな駅ではそれらしき親子連れをたくさん見かけました。長男の高校の駅が近づくにつれて、同じ高校へ入学する親子もたくさん電車に乗り込んで来ました。みんな着慣れないブレザーとネクタイがちょっとまだ馴染んでいない感じです。

 小学校は6年間1クラス、中学でも2クラスしかなかったのに、いきなり8クラスまである学校で新しい生活を始める息子。入学したばかりだというのに、先生の口からは「卒業」「就職」「社会」という言葉がよく出てきました。社会へ出るための3年間なんだと、いやでも自覚させられます。

 不思議だったのは、入学式のときに親子並んでの席だったこと。
 小学校も、中学校も入学式と言えば、親子別々の場所に座っていたように思うのですが、なぜ高校ではわざわざ親子で並んで座るのか、何か意味があるのかなと思いました。教室に入った時も子どもの座っている机の隣に親はつくようになっていたし、小学校だって親は後ろで見ているだけなのに。不思議です。この高校だけなのか、ほかでもそうなのか分りませんが。誰が誰の親なのか、先生が確認するためでしょうか。


 帰りの電車のとある駅で、別の高校の入学式帰りらしい二組の親子が乗り込んできて、違う色のブレザーを着た男の子が私たちを見つけて声をあげました。息子の中学校の同級生だったのです。

「じゃね、リュウちゃん」

 息子がこんな風に呼ばれているのを聞くのも久しぶりです。
 ほんの短い時間の再会を楽しんで、改札を出たあとは、また別々の方向へそれぞれ歩き出しました。違う制服を着て、みんな新しい生活に向って別々に歩き出しているんだね。

 1時半、家に帰ると海渡は待ちくたびれて眠っていました。
 麻梨香に様子を聞くと、海渡はとてもおりこうさんにしていたそうです。時折、「あ、ママ、来たよ」というようなことを言って、玄関を指差していたそうです。

 さあ、今度は海渡の入学式です。





backINDEXnext


My追加