++ 記憶の中へ
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■ 心から出た言葉 2002年11月04日(月)
 我が家では、土日などお休みの日の夕食はお父さんが作ります。
 今日も、夕方お父さんがキッチンで夕食を作り、私は居間で海渡の遊びに付き合っていました。すると

「あっーー!」

とお父さんの叫ぶ声。居間の脇にある食卓テーブルの横でお父さんが

「イカの刺身が減ってる!」

と叫びました。テーブルの上のお皿からイカが少し無くなっていたのです。犯人は飼っている猫のルフィ。居間のすみでルフィは、イカを食べていました。私が飛んでいくと、「ニャー」と言いながらイカを残してものすごいスピードで疾走。パソコンデスクの下にもぐりこみました。お父さんがかがみこんでルフィを引きずり出し、さあ、どうしてやろうと・・・。居間の真ん中にルフィの脇の下を抱く格好でぶらさげてきたところで、海渡が言いました。

「とうさん、しからないでー」

「え?」それを聞いたお父さん、びっくりしてしばしフリーズ。

「海渡、今、叱らないでって言ったのか?」

 もうそれ以上ルフィを叱れなくなってしました。海渡のおかげでルフィは開放されました。

 きっと、海渡はルフィがどれだけ叱られるかと想像して、たまらなくかわいそうになったのでしょう。普段でもテレビで乱闘シーンが出てくると「かわいそうねぇ」と言いますが、海渡の心が人(あるいは猫)の痛みが分かるように育っているんだなぁと思わせてくれる海渡の言葉でした。

 このまま、人の痛みが分かる心を大事にして、まっすぐな大人になってくれるといいなぁ。

 






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