海渡はよく「って〜」という言葉を使うんだけど、これは
「貸して」(興味のある物を相手が持っているときなど) 「見せて」(本や紙など私が見ているときなど) 「やって」(お菓子の袋など開けて欲しいときなど) の3つを微妙に使い分けている。「貸して」は「かって〜」になり、「見せて」は「んてて〜」になり、「やって」は「って〜」と、よおおおく聞かないとなかなかその違いが分からない。まあ、状況で何を言っているのか大体見当がつくんだけど、ああ、ちゃんと使い分けているんだ、と分かったときはちょっと感動した。保育園にお迎えに行って着替えの入ったリュックを「んもい」(重い)と初めて言葉で言ったときがあった。毎日、何気なく「重い?」と聞いて肩から外してやるのをちゃんと聞いていたんだね。意識せずに何気なくかけている言葉をある日海渡の口から聞くと、こんなふうに少しずつ覚えた言葉を言葉の引き出しにしまっているんだなぁと実感する。
|
|