朝、いつものように保育園のお部屋に行くと、先生も園児も誰もいません。まだ、下のお部屋かな?と思って、海渡を降ろすと海渡はしきりとある場所を指差します。帽子を入れておくカゴです。海渡はお友だちは園庭かお散歩に行っていると思ったのでしょう。とりあえず、下のお部屋を見てこようと思い「ちょっと下へ行ってみようね」と抱き上げようとするととても嫌がり、相変わらず帽子の入っているカゴを指さします。見ると本当にカゴはからっぽで、お友だちは外にいるようです。持ってきた帽子を渡すと一生懸命頭にかぶろうとしています。かぶせてやって、下の部屋へ行くと「れんげ組さんは園庭ですよ」とのことでした。時間的に見てもすぐ戻ってくるとは分かっていましたが、取りあえず靴をはかせていたら、みんな帰ってきました。海渡はあんなにみんなのいる外へ行きたがっていたのに、お友だちが帰ってくると靴を脱いで、そのままみんなといっしょに階段をハイハイで上がって行ってしまいました。とても嬉しそうに・・・・。
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