あわただしい朝の家事に追われていたらベランダの方から「ママ、ママ」と声がします。サッシを開けてみたら・・・・・・プランターの土を半分以上出してしまい、穴の空いたプランターの中から片足出して、苦しそうに身動き取れない海渡がいました・・・・・・・・・。 「何やってんの、もう!」よだれや、鼻水に土は付いているし、手足も土だらけ。後少しで保育園に行かなくちゃいけないのに、まったく!!! それにしても、どうして子供って「箱」の中に入りたがるんでしょう。段ボールは勿論、かごでも何でも何でも入りたがりますよね。これは海渡だけじゃなくって上の子たちもみんなそうでした。この間から、発泡スチロールの箱がお気に入りだった海渡はこの中に自分から入っていって、いつまでも機嫌良くしていました。それにしても、ベランダのプランターの土をどうにかしないと。
保育園の海渡のお部屋のれんげ組は3階にあります。他の子供は1階で靴を脱ぎ、一人で3階まで階段を登ります。ハイハイの子ははいはいで登って行きます。夕方は時間になると、3階の子供たちは2階に移動しますが、その時もみんなそれぞれ自分で降りて行きます。保母さんたちは根気良く子供たちを励ましたり、誉めたりしながらめったなことでは手を出さずに、降りてくるのを見守っています。海渡は最初、階段を非常に怖がって嫌がったり怒ったりしていましたが、今日久しぶりに降ろしてみたら、まったく嫌がらず、私の手につかまりながら、自分から登ろうとしました。自分の脚力で上がるというよりも、まだ私に引き上げてもらう形でしたが、3階まで何とか登れました。とても満足そうな表情をしていました。きっと、毎日お友だちが登ったり降りたりしているのを見ているから、自分もやってみようという気持ちになれたのでしょう。
連絡帳には園庭での朝の体操を、人工芝に座り両手を動かして参加して楽しそうだったと書いてありました。朝の体操が見てみたい!と思わず呟いた私でした。
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