傷つき倒れし戦士は遠きふるさと想う夕空に淡くゆらめく山あいのわが村よ色あせ ひびわれた写真彩りがよみがえる幼な子帰りし夕暮れ家に明かりが灯る争いの絶えぬ世界はどこまで続いていく憎しむことなき時代はいつの日に訪れる父母の待つあの村へ風よ われをいざなえ遥かなる故郷の土を再び踏みしめるから