吉田泰子プロデュース、菱田一雄演出の芝居『はなほう』を、千種文化小劇場に観に行ってきた。 若くして亡くなられた役者・吉田泰子さんと生前関わった演劇人の呼びかけに応じて制作されたこの作品は、円形劇場というハードを使いながら、<不条理劇><静かな演劇><アクション時代劇>という趣の異なる3つの芝居が並行的に進行する仕掛けとなっていた。 今年はやはり東日本大震災もあってか、人の死を強く意識させられる年だったな。芝居を観ながら、人の死ということにあれこれ思いを巡らしていたよ。